私道の両端は公道(市道)に繋がっている。私道も市道も道路幅は同じ
第三者から見れば、私道であるとは誰も思わないでしょう。
大型トラックは通らないけれど、プロパン運搬等の重い積載車は頻繁に通る。
簡易舗装道路は痛む。
自宅前の痛んだ箇所は簡易舗装剤で自前で修繕を繰り返した。
所有者個々が応分の修理をすれば良いのだけれど、温度差が大きい。
費用が掛かるのだから、無関心な人もいる。
近くで舗装工事があると言うので、その業者についでの補修工事を依頼した。
地権者には了解を取った。
不在地主もいる。連絡を取るもの一苦労。
道路補修には反対はなかったけれど、補修費の分担は??
面倒なので、自分が支払うことにした。大した金額ではなかったけれど・・・
それなら、いっそ、市に寄付して市道にして貰えば、後の管理は楽で良さそう・・・
それが簡単ではない。
私道は持ち分が決まっている。何処が誰の所有と決まっている。
所有権を放棄しなければならない。一人でも反対があれば、不可能です。
この時点で躓いた。ダメなことは分かった。
それはそれとして、私道の市道への編入の要件を 市 に確認した。
①境界確定 隣接土地所有者の立ち合いの下で、了解を得る。
所有者同士の了解を得るにも大変なのに・・・こりゃ面倒
②市道としても用件を満たす必要がある。
市の基準に応じた排水路(側溝)と舗装を行う。
私道の長さ、面積を考えただけで、数百万円の費用は確実
共同所有者の賛同は絶対に得られない。
自宅だけの私道であれば、無理してでもやるのですが・・・・
中古住宅を買う場合は、良く、良〜く、調べて買った方が良いですよ。
賃貸住宅なら逃げ出すことも可能です。
「不動産は負動産」の一例でした。
少し涼しくなったら、簡易舗装剤で自宅前の道路補修をしようと思う。