「Midnight Bloom」 ペン画 溝口 敬ゐ
モダン&ビューティ
白百合の中心に髑髏を配置し、白百合の雄蕊の朱がアクセントとなり、独特の世界観を演出している。
ロンドンの現代美術マル美術館に展示することを前提に描かれました。
「朱」から 小川未明の「赤い蝋燭と人魚」につながる雰囲気を感じました。
溝口 敬ゐ ペン画 コーナー
我が家で形を整えた唯一の場所 玄関フロア
洋と和のチグハグ感で非日常性を強調している。
これまで、季節毎に、また、気分次第で、絵を架け替えてきました。
今後は溝口啓ゐさんのペン画コーナーにするつもりです、
花瓶、置台、敷物は季節に応じて変えようと考えています。
「HORROR VACUI」
髪の毛一本一本が見える。気の遠くなるような鬼気迫る作品です。
一昨年、パリの美術館に展示された大作です。完成には半年を要したと聞いています。
溝口 敬ゐさんの作品を初めて出会い、購入したのも「人魚姫」シリーズ(勝手に命名しました)の一つでした。西洋の人魚姫(アンデルセン)です。
「HORROR VACUI」も「人魚姫」シリーズでしょう。ただ、その世界を日本に置き換えている。
見ようによってはおどろおどろしい雰囲気を持つ絵です。長い間、正視できないかもしれません。
「娘を思う母の深い愛情」と思えば、見方は一変する。
前のブログ kamekutobu の
『愛(いと)しい』
なお、HORROR VACUIの意は 描き始めると、空間を埋め尽くさねばならない恐怖に陥る様を言うのだとか・・・
一生に何枚も描くことは出来ない作品と思います。
なお、
「HORROR VACUI」と「Midnight Bloom」は同一画廊で同時に展示されていました。
変わって、
はつ菊
初々しい仕草が可愛らしい。そこかしこに隠し絵的要素が散りばめられている。
宝探しゲームみたい。
「舞妓さん」シリーズの一つです。
溝口 敬ゐさんは きっとお茶目な性格だと思います。
幸いなことに、溝口敬ゐさんとは画廊で一度お会いしたことがあります。
想像通りの素敵な女性でした。
昨日は画像が撮れませんでした。昼間は外光の写り込みが激しくてダメ。 全然ダメ!
夜になって、補助光を使って何とか型にしましたが・・・・
溝口 敬ゐさんの世界観にふさわしいかどうか疑問です。