羽衣から高師浜までわずか2駅のこの路線の存在をこれまで全く知らなかった。読み方すら。「たかしのはま」は高石と同じ語源なのかもとか邪推する。
この春、南海本線の羽衣駅付近の高架化と併せて、この線の羽衣から伽羅橋の一駅分の高架化も完成。工事中の3年ほどはバス代行だったそうな。2両編成が1時間に3、4本往復するだけの線で、そのまま永久にバス代行にならなかったのは、大正時代からの歴史ある路線ゆえか。終点の高師浜~伽羅橋の方が、昭和45年に先に高架化されていたのも不思議。交差する府道(当時は国道)の渋滞解消のためだったと南海のサイトにあった。
いざ乗ってみたらあっという間に終点。帰りは歩いてみた。高架化が完了したばかりの地べたには、ぽっかりとした空間がまだいたるところにあって、不思議な景色。
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