上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

ハノイからホイアンへ090712

2009-08-02 23:19:35 | 放言

 翌朝は10:00の飛行機でホイアンへ。7:30過ぎに宿の車でノイバイ空港まで。早すぎると思うのだが、朝は道路が混むからか。市街の道は、バイクの大群にまみれて速くもなく遅くもないスピードで。郊外に出ると多少速度があがるが、真後ろまでつけて短いクラクションを連発しないとなかなかよけようとしない二輪がたまにいて、スムースにはいかない。


 路上の風景で、15年前のホーチミンと違うところは、バイクの人の殆どがヘルメットを被っていること。スーパーカブに家族総出の4人乗りは相変わらずだが、少なくとも大人はヘルメットを被っている。
 それと、走っている車の大半が新しいこと。韓国車や日本車が多い。以前はタクシーといえば年代物のプジョーだった気がするが、皆無。中古車の輸入が禁止されているらしい。
 大きな川を渡り、キヤノンとかヤマハとか日系企業の広大な工場が並ぶ工業団地を過ぎるとまもなく空港に着いた。宿から小一時間かかった。
 チェックインも手荷物検査も、覚えてないほどスムースで、飛行機が飛ぶまで一時間半近く、やることなし。立派な喫煙所があったのが救い。
 ダナンまでは1時間15分ほど。満席で、小さな子連れ客が多く、気圧で耳が痛むのか、あちこちで泣き声が。


 ダナン空港ではタラップで降りて、ひなびたターミナルの建物までバスで。次のバスが来るまでのわずかな時間でも、日差しを避けて翼の下に集まる群衆にちょっと笑ってしまったが、これが正しい所作なのかも。


 宿のマイクロバスに片言の英語をしゃべる運転手とわれわれ二人。道路は空いているのだが3人乗りのバイクが横に2台並んでしゃべりながら中央線寄りを走っていたりするのが例によってなかなかよけない。ロータリーで何回か方向を変え、海岸沿いを走る。右手は軍の基地。左の海側にはゴルフ場やリゾートホテル。巨大な敷地に建設中のも。そういえば空港で、韓国資本のリゾートマンションのビラを手渡された。観光開発が進んでいるようだ。
 道中、何とか山のふもとの石材の土産物店に立ち寄り、写真を撮ってくるといいとか言われたので、一応店内を素通りしてあげてから運転手と一緒に一服したりしたが、予告通り宿には45分ほどで着いた。




 ライフリゾートホイアンはかみさんがネットで探してきて決めた宿なのだが、市街でこぎれいな感じの宿としてはほかに選択肢がなかった。日本からのツアーにはあまり入ってないせいか泊まった感想などは見あたらず、どんな感じかは行ってみないとわからない状態だったのだが、幸いアタリだった。目の前を流れる川の増水で浸水し、昨年リニューアルオープンしたとのことで、館内はとてもきれい。客室に入ると居間があり、浸水対策なのか階段2段ほど上がったところが寝室、その奥がバス、トイレ、洗面。中庭に面して明るく清潔。リネンやアメニティも今風でよい。


 しばらく部屋でくつろぎたいところだったがもう13時半近いのでとりあえず昼飯に出かける。かんかん照りなので宿の近くで、と思いつつ、世界遺産の街並みについつい足が伸びてしまう。







 ガイドブックで目星を付けておいたイエローリバーという飯屋は閉店したのか見つからず、その向かいのワンルーで、ホイアン名物のホワイトローズとカオラウを頼んだ。カオラウは「顔洗う」と覚えてきた。汁に浸かったのと焼いたのの二種類あって両方頼んだ。どれも居酒屋料理的でビールが進む。


 腹がくちくなったところで、残りの市街散策は日がかげってからにし、市場を通って宿に戻った。市場の中はなかなかカオスだった。もうちょっと言葉が通じれば面白そうだが、真剣に撮るとなると仕事してる人に迷惑な割に、テレビの旅番組とかでありがちな感じになりそうで、通り過ぎるだけにしておいた。




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