上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

リス村でウサギ狩り

2010-06-07 23:25:30 | 放言
 6月に入っても爽やかな陽気の日曜日。サイクリング日和なのだが、かみさん提案で来年の干支ウサギの写真が撮れるところをネットで探してみる。まだ今年は半分以上残っているのだが、もう新年の準備。この気の早さはトシとった証拠かね。
 で、探し出した一番行きやすそうでたくさんのウサギを直にベタベタさわれそうなベストウサギ撮りポイントは、真岡観光リス村。なんと昨夏、割った皿の買い換えついでにSLを撮ったポイントのすぐ脇であった。
 佐野SAにもウサギ50羽が飼われているという情報を見つけたので、まずはそちらへ。上り線の駐車場への連絡路の脇に檻があり、10羽程度が見られた。動いているのは2、3羽。あとは日影でごろごろ。


 細かい金網張りのせいで中の様子がイマイチわかりづらく、一度は気付かずに素通りしてしまった。SA内の案内図に載ってなくて、ウサギがいると気付く人はほとんどいなさそうな感じ。もったいない。が、こんなにがっちり網の中では写真的にダメなので、本命の真岡リス村へ。
 真岡鐵道北真岡近くの線路際の細長い敷地には、まず駐車場があって、観光バスの団体が昼食に立ち寄りそうな大きな食事処や土産物屋の小屋があり、その先からが有料エリア。


 一人500円払って進むと池があってたくさんいる鯉はずいぶん腹を空かしているらしく、近づくと群れが寄ってきて大きな口をばくばくさせる。隣の池のアヒルも通りがかると大声で鳴く。当然何かくれるんですよね?とか言われている気分。それを無視してさらに進むとようやくウサギの放し飼いエリア。カップルやちびっ子が無数のウサギと戯れていた。


 広場で腰を下ろすとすぐにまわりの何匹かが寄ってきて、立ち上がって餌をせがむ。撮り放題。



 これだけ撮ればもう撮り忘れたカットなどあるまいと言えるくらい、1時間半たっぷり撮って引き揚げた。期待通りの絵があまりに難なくいくつもものにできてしまい、写真的にはかえって満足感がいまいちかも。


 しかしこのリス村、これだけの数の動物をきれいに管理して、なかなかたいしたものだと思う。いろんな動物の石像が池のまわりに立ってたりしているところは無理矢理つくったマイナー観光地風情が全開だが、ウサギと遊びたい、という目的で訪れるならベストな場所であることは間違いない。なお、ここは「リス村」なのだが、今回はリス目的ではなかったため一匹も見ずに出てきてしまい、この点でどうなのかは不明。だがきっとリス好きにとっても好印象に違いない。


 帰り道も昨夏と同様、関東鉄道沿いに下道を走り谷和原から常磐道。田園を行く関鉄を撮ってみようと途中で車を停めてみたがさっぱりだった。。ひろびろとした田んぼや麦畑が眺められたのでそれで十分。
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