詩編40
感謝
(詩編40:6-8)
「あなたは,
いけにえや穀物のささげ物を
お喜びにはなりませんでした。
あなたは
私の耳を開いてくださいました。
あなたは,全焼のいけにえも,
罪のためのいけにえも,
お求めになりませんでした。
そのとき私は申しました。
『今,私はここに来ております。
巻き物の書に
私のことが書いてあります。
わが神。
私はみこころを
行なうことを喜びとします。
あなたのおしえは
私の心のうちにあります。』」
ダビデは現在の苦境の中で,
過去の神の恵みを感謝し,
服従を決意し,
救いを確信します。
このとき,
いけにえを
神は求められませんでした。
聖書には,
わたしたちに必要なことが
書いてあるといいます。
ダビデは,
神のみこころを行うことを
喜びとし神の
「おしえは
私の心のうちにあります」
と言います。
申命記では,
神が求められることを
次のように言います。
○
(申命記10:12,13)
「イスラエルよ。
今,あなたの神,
主があなたに
求めておられることは何か。
ただ,あなたの神,
主を畏れて
そのすべての道に従って歩み,
主を愛し,心を尽くし,
魂を尽くしてあなたの神,
主に仕え,
わたしが今日あなたに命じる
主の戒めと掟を守って,
あなたが
幸いを得ることではないか。」
○
(ヘブル10:5-7)
「キリストは,
この世界に来て,
こう言われるのです。
『あなたは,
いけにえやささげ物を望まないで,
わたしのために,
からだを造ってくださいました。
あなたは全焼のいけにえと
罪のためのいけにえとで
満足されませんでした。
そこでわたしは言いました。
『さあ,わたしは来ました。
聖書のある巻に,
わたしについて
しるされているとおり,
神よ,
あなたのみこころを
行なうために。』」
2025-01-31