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朝の光(聖書の言葉)

山上の変貌(へんぼう)(マタイ17:5) 

山上の変貌(へんぼう)


(マタイ17:5)

「彼がまだ話している間に,
見よ,光り輝く雲がその人々を包み,
そして,雲の中から,
『これは,わたしの愛する子,
わたしはこれを喜ぶ。
彼の言うことを聞きなさい。』
という声がした。」


この時

「光り輝く雲がその人々を包み」ます。


神の栄光が現れたのです。


モーセとエリヤが見えなくなったことは,

旧約聖書の約束は

イエス・キリストが

成し遂げるということを

現わしています。


☆彡



イエスの姿が変わる

(マタイ17:1-9)

「それから六日たって,
イエスは,ペテロとヤコブと
その兄弟ヨハネだけを連れて,
高い山に導いて行かれた。
そして彼らの目の前で,
御姿が変わり,
御顔は太陽のように輝き,
御衣は光のように白くなった。
しかも,モーセとエリヤが現われて
イエスと話し合っているではないか。
すると,
ペテロが口出ししてイエスに言った。
『先生。私たちがここにいることは,
すばらしいことです。
もし,およろしければ,
私が,ここに三つの幕屋を造ります。
あなたのために一つ,
モーセのために一つ,
エリヤのために一つ。』
彼がまだ話している間に,
見よ,光り輝く雲がその人々を包み,
そして,雲の中から,
『これは,わたしの愛する子,
わたしはこれを喜ぶ。
彼の言うことを聞きなさい。』
という声がした。
弟子たちは,この声を聞くと,
ひれ伏して非常にこわがった。
すると,イエスが来られて,
彼らに手を触れ,
『起きなさい。こわがることはない。』
と言われた。
それで,彼らが目を上げて見ると,
だれもいなくて,
ただイエスおひとりだけであった。
彼らが山を降りるとき,
イエスは彼らに,
『人の子が
死人の中からよみがえるときまでは,
いま見た幻を
だれにも話してはならない。』
と命じられた。






この山上の変貌の出来事は,

ペテロがイエスを

「神の子キリスト」ですと,

告白した後の出来事です。


イエスは,

ご自身が十字架にかかり

復活すると言います。


しかし,ペテロは理解できませんでした。


そこで

イエスは弟子たちを山に連れていきます。


山に登り,

弟子たちはキリストの変貌を見るのです。


キリストは

「光り輝く雲の」(マタイ17:5)

の中で姿を変えました。


弟子たちは,神の栄光を見たのです。


ペテロは後に,次のように言います。






(キリストの栄光)

(2ペテロ1:16-18口語訳) 

「わたしたちの主イエス・キリストの
力と来臨とを,
あなたがたに知らせた時,
わたしたちは,
巧みな作り話を
用いることはしなかった。
わたしたちが,
そのご威光の目撃者なのだからである。
イエスは父なる神から
ほまれと栄光とをお受けになったが,
その時,おごそかな栄光の中から
次のようなみ声がかかったのである,
『これはわたしの愛する子,
わたしの心にかなう者である』。
わたしたちもイエスと共に
聖なる山にいて,
天から出たこの声を聞いたのである。」








ペテロ,信仰を言い表す

(マタイ16:13-28口語訳)

 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に
行かれたとき,
弟子たちに尋ねて言われた,
「人々は人の子をだれと言っているか」。
 彼らは言った,
「ある人々は
バプテスマのヨハネだと言っています。
しかし,ほかの人たちは,
エリヤだと言い,
また,エレミヤあるいは
預言者のひとりだ,
と言っている者もあります」。
そこでイエスは彼らに言われた,
「それでは,
あなたがたはわたしをだれと言うか」。
シモン・ペテロが答えて言った,
「あなたこそ,
生ける神の子キリストです」。
すると,イエスは彼にむかって言われた,
「バルヨナ・シモン,
あなたはさいわいである。
あなたにこの事をあらわしたのは,
血肉ではなく,
天にいますわたしの父である。
そこで,わたしもあなたに言う。
あなたはペテロである。
そして,わたしはこの岩の上に
わたしの教会を建てよう。
黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。
わたしは,
あなたに天国のかぎを授けよう。
そして,あなたが地上でつなぐことは,
天でもつながれ,
あなたが地上で解くことは
天でも解かれるであろう」。
そのとき,イエスは,
自分がキリストであることを
だれにも言ってはいけないと,
弟子たちを戒められた。
この時から,イエス・キリストは,
自分が必ずエルサレムに行き,
長老,祭司長,律法学者たちから
多くの苦しみを受け,殺され,
そして三日目によみがえるべきことを,
弟子たちに示しはじめられた。
すると,
ペテロはイエスをわきへ引き寄せて,
いさめはじめ,
「主よ,とんでもないことです。
そんなことがあるはずはございません」
と言った。
イエスは振り向いて,ペテロに言われた,
「サタンよ,引きさがれ。
わたしの邪魔をする者だ。
あなたは神のことを思わないで,
人のことを思っている」。
それからイエスは弟子たちに言われた,
「だれでも
わたしについてきたいと思うなら,
自分を捨て,自分の十字架を負うて,
わたしに従ってきなさい。
自分の命を救おうと思う者はそれを失い,
わたしのために自分の命を失う者は,
それを見いだすであろう。
たとい人が全世界をもうけても,
自分の命を損したら,
なんの得になろうか。
また,人はどんな代価を払って,
その命を買いもどすことができようか。
人の子は父の栄光のうちに,
御使たちを従えて来るが,
その時には,実際のおこないに応じて,
それぞれに報いるであろう。
よく聞いておくがよい,
人の子が御国の力を
もって来るのを見るまでは,
死を味わわない者が,
ここに立っている者の中にいる」。





2020-06-04

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