朝の光(聖書の言葉)

2024.9.22 創世記  1ー11章  H,K

2024.9.22 創世記  1ー11章  H,K  





天と地の創造


(創世記1:1)

「初めに,

神が天と地を創造した。」


創造は

わたしたちの信仰の中心の一つです。


創造の展開が,

新約聖書でもなされます。



信じる者のこころの内に

宿った聖霊が,

永遠の生命をあたえます。



イエス,キリストを信じることは,

新しく生まれのです。



創造は,

無から有を生じることです。


それは,

神にしかできない働きです。





人の創造 


(創世記1:27) 新改訳


「神はこのように,

人をご自身のかたちに創造された。

神のかたちに彼を創造し,

男と女とに彼らを創造された。」



「神のかたち」の「かたち」とは,

ものの性格を外に現すものです。


ここでの人は,

まだ罪を犯していません。


本来の「神のかたち」を,

イエス・キリストによって,

知ることが出来ます。





神は人を義(ただ)しく造った


(創世記1:31)


「そのようにして

神はお造りになった

すべてのものを

ご覧になった。

見よ。

それは非常によかった。」



神は,よい(正しい)者として,

神に似せて人間を創造しました。


わたしたちが,神を正しく知り,

心から愛し,

永遠の祝福の中を神と共に生き,

神を誉め讃えるためです。


神によって正しく造られたことが,

わたしたちが生きている根拠です。


☆彡


(創世記1:26-2:1)


そして神は,

「われわれに似るように,

われわれのかたちに,

人を造ろう。

そして彼らに,

海の魚,空の鳥,家畜,

地のすべてのもの,

地をはうすべてのものを

支配させよう。」

と仰せられた。

神はこのように,

人をご自身のかたちに創造された。

神のかたちに彼を創造し,

男と女とに彼らを創造された。

神はまた,彼らを祝福し,

このように神は

彼らに仰せられた。

「生めよ。

ふえよ。

地を満たせ。

地を従えよ。

海の魚,空の鳥,

地をはうすべての生き物を

支配せよ。」

ついで神は仰せられた。

「見よ。

わたしは,全地の上にあって,

種を持つすべての草と,

種を持って実を結ぶ

すべての木をあなたがたに与えた。

それがあなたがたの食物となる。

また,地のすべての獣,

空のすべての鳥,

地をはうすべてのもので,

いのちの息のあるもののために,

食物として,

すべての緑の草を与える。」

すると,そのようになった。

そのようにして神は

お造りになったすべてのものを

ご覧になった。

見よ。

それは非常によかった。

こうして夕があり,

朝があった。

第六日。

こうして,

天と地とそのすべての万象が

完成された。







人の創造


(創世記2:7)口語訳

「主なる神は土のちりで人を造り,
命の息をその鼻に吹きいれられた。
そこで人は生きた者となった。」


ヘブル語の「霊」は

「ルーアハ」であり,

「風」また「息」と訳しています。



(ヨブ33:4)口語訳

「神の霊はわたしを造り,

全能者の息はわたしを生かす。」


イエス・キリスト

(最後のアダム)が再び,

私たちに

聖霊を注いでくださいます。


(1コリント15:45)口語訳

「聖書に
『最初の人アダムは
生きたものとなった』
と書いてあるとおりである。
しかし
最後のアダムは
命を与える霊となった。」




イザヤは,

人の創造された目的を預言

(神の言葉を語る)します。


(イザヤ43:7)口語訳

「すべてわが名をもって
となえられる者をこさせよ。
わたしは彼らを
わが栄光のために創造し,
これを造り,これを仕立てた」。






(創世記3:8)

「そよ風の吹くころ,
彼らは
園を歩き回られる神である
主の声を聞いた。
それで人とその妻は,
神である主の御顔を避けて
園の木の間に身を隠した。」


アダムとイブは,

神の約束を守ることが出来ませんでした。


罪を犯したのです。


罪を犯した者は,

神から隠れようとします。


この罪が赦されるのは,

神の愛によってです。



♪ 「罪の深みに」

(新聖歌222)  

罪の深みに 溺れる我
尊き御名を 呼びたりしに
救いの君は 御手(みて)を伸(の)べて
引き上げませり 愛もて
愛なり 愛なり 救いうるは愛なり
愛なり 愛なり 救いうるは愛なり






最初の福音 


創世記3:15 (口語訳)


「わたしは,

おまえと女との間に,

また,

おまえの子孫と女の子孫との間に,

敵意を置く。

彼は,

おまえの頭を踏み砕き,

おまえは,

彼のかかとにかみつく。」



この言葉は,「最初の福音」です。


「原福音」と呼ばれることがあります。


「イエス・キリストの予表」

と呼ばれることもあります。


この「福音」は,

アダムとイブが罪を犯した後,

神から与えられたものです。


「お前」は,蛇すなわちサタンです。

「女の子孫」は,キリストです。


「かかとにかみつく」は,

キリストの十字架の業に現されます。


キリストはサタンから

激しい苦痛をあたえられますが,

それは致命的なものになりません。


「頭を砕く」とは,

サタンの致命的な打撃です。


サタンに対する完全な勝利を示しています。


キリストは,

蛇の絆(きずな)から

私たちを解放してくださいます。


キリストがサタンに打ち勝ち,

わたしたちを罪,死,サタンから

解放してくださいます。




(1ペテロ2:24)

「そして自分から十字架の上で,

私たちの罪を

その身に負われました。

それは,私たちが罪を離れ,

義のために生きるためです。

キリストの打ち傷のゆえに,

あなたがたは,

いやされたのです。」


この福音を説明しています。

イエス・キリストが十字架によって

あらわしてくださいました。


人間の罪の刑罰を,

キリストが代わって

受けたことを意味しています。


この死によって,

罪に対する神の怒りはなだめられ,

神と人間とが和解し,

人間は救われました。



○○




エノク


(創世記5:24)

「エノクは神とともに歩んだ。

神が彼を取られたので,

彼はいなくなった。」



エノクは,

信仰により長寿を与えられました。


また,エノクは

永遠の生命を与えられました。


そして,

エノクは生まれたまま

天に移されました。



☆彡


エノク


(創世記5:21-24)

「エノクは六十五年生きて,

メトシェラを生んだ。

エノクはメトシェラを生んで後,

三百年,神とともに歩んだ。

そして,息子,娘たちを生んだ。

エノクの一生は

三百六十五年であった。

エノクは神とともに歩んだ。

神が彼を取られたので,

彼はいなくなった。」



エノクは死を見ることなく

天にあげられました。



新約聖書によりますと,

イエスは次のように

おっしゃっています。


(ヨハネ8:51)

「まことに,まことに,

あなたがたに告げます。

だれでも

わたしのことばを守るならば,

その人は

決して死を

見ることがありません。」



新約聖書のヘブル人への手紙では,

エノクは

信仰によって称賛されています。


(へブル11:1,2)

「信仰は望んでいる事がらを

保証し,

目に見えないものを

確信させるものです。

昔の人々は

この信仰によって称賛されました。」



(ヘブル11:5,6)

「信仰によって,

エノクは死を見ることのないように

移されました。

神に移されて,

見えなくなりました。

移される前に,

彼は神に喜ばれていることが,

あかしされていました。

信仰がなくては,

神に喜ばれることはできません。

神に近づく者は,

神がおられることと,

神を求める者には

報いてくださる方であることとを,

信じなければならないのです。」





エノクは正しかった


(創世記6:9)


「ノアは

その時代の人々の中で正しく,

かつ全き人であった。

ノアは神とともに歩んだ。」



神は世界と人間を創造されました。

人が全地に増え広がります。

人の悪も広がります。


神はこの世界を滅ぼし

新しくされようとします。


ノアは正しい人でしたので,

神は助けます。



☆彡



ノアの洪水


創世記6:5-22 (口語訳)

「主は人の悪が地にはびこり,
すべてその心に思いはかることが,
いつも悪い事ばかりであるのを
見られた。
主は地の上に人を
造ったのを悔いて,
心を痛め,
「わたしが創造した人を
地のおもてからぬぐい去ろう。
人も獣も,
這うものも,空の鳥までも。
わたしは,
これらを造ったことを悔いる」
と言われた。
しかし,
ノアは主の前に恵みを得た。
ノアの系図は次のとおりである。
ノアは
その時代の人々の中で正しく,
かつ全き人であった。
ノアは神とともに歩んだ。
ノアはセム,ハム,ヤペテの
三人の子を生んだ。
時に世は神の前に乱れて,
暴虐が地に満ちた。
神が地を見られると,
それは乱れていた。
すべての人が
地の上で
その道を乱したからである。
そこで神はノアに言われた,
『わたしは,
すべての人を絶やそうと決心した。
彼らは地を暴虐で満たしたから,
わたしは
彼らを地とともに滅ぼそう。
あなたは,
いとすぎの木で箱舟を造り,
箱舟の中にへやを設け,
アスファルトで
そのうちそとを塗りなさい。
その造り方は次のとおりである。
すなわち
箱舟の長さは三百キュビト,
幅は五十キュビト,
高さは三十キュビトとし,
箱舟に屋根を造り,
上へ一キュビトにそれを仕上げ,
また箱舟の戸口をその横に設けて,
一階と二階と三階のある
箱舟を造りなさい。
わたしは地の上に洪水を送って,
命の息のある肉なるものを,
みな天の下から滅ぼし去る。
地にあるものは,
みな死に絶えるであろう。
ただし,
わたしはあなたと契約を結ぼう。
あなたは子らと,
妻と,子らの妻たちと共に
箱舟にはいりなさい。
またすべての生き物,
すべての肉なるものの中から,
それぞれ二つずつを箱舟に入れて,
あなたと共に
その命を保たせなさい。
それらは
雄と雌とでなければならない。
すなわち,
鳥はその種類にしたがい
獣はその種類にしたがい,
また地のすべての這うものも,
その種類にしたがって,
それぞれ二つずつ,
あなたのところに入れて,
命を保たせなさい。
また,
すべての食物となるものをとって,
あなたのところにたくわえ,
あなたとこれらのものとの
食物としなさい。』
ノアは
すべて神の命じられたようにした。」




(ヘブル11:7口語訳)

「信仰によって,
ノアは
まだ見ていない事がらについて
御告げを受け,
恐れかしこみつつ,
その家族を救うために箱舟を造り,
その信仰によって世の罪をさばき,
そして,
信仰による義を
受け継ぐ者となった。」





バベルの塔


(創世記11:4)


「そのうちに
彼らは言うようになった。
『さあ,われわれは町を建て,
頂が天に届く塔を建て,
名をあげよう。
われわれが
全地に散らされると
いけないから。』」


人類最初の罪は,

「神のように善悪を知る物」

(創世記3:5)

になろうとしたことにありました。



人間が

神に取って代わろうとするところに

人間の根源的な罪があります。


神は創造者であり,

人は被造物です。


このときの罪は,

人が「名を上げよう」としたことにあります。


神の罰は次のようです。


(創世記11:7)

「さあ,
われわれは下って行って,
そこで彼らの言葉を乱し,
互に言葉が
通じないようにしよう」。



☆彡


バベルの塔

(創世記11:1-9)

さて,全地は一つのことば,
一つの話しことばであった。
そのころ,
人々は東のほうから移動して来て,
シヌアルの地に平地を見つけ,
そこに定住した。
彼らは互いに言った。
「さあ,れんがを作ってよく焼こう。」
彼らは石の代わりにれんがを用い,
粘土の代わりに瀝青を用いた。
そのうちに彼らは言うようになった。
「さあ,
われわれは町を建て,
頂が天に届く塔を建て,
名をあげよう。
われわれが
全地に散らされるといけないから。」
そのとき主は人間の建てた町と塔を
ご覧になるために降りて来られた。
主は仰せになった。
「彼らがみな,
一つの民,一つのことばで,
このようなことをし始めたのなら,
今や彼らがしようと思うことで,
とどめられることはない。
さあ,降りて行って,
そこでの彼らのことばを混乱させ,
彼らが互いにことばが
通じないようにしよう。」
こうして主は人々を,
そこから
地の全面に散らされたので,
彼らはその町を建てるのをやめた。
それゆえ,
その町の名はバベルと呼ばれた。
主が全地のことばを
そこで混乱させたから,
すなわち,
主が人々をそこから地の全面に
散らしたからである。




バベルの塔は,

五旬節の日(使徒2章)と

比べられます。


(使徒2:1-4)

「五旬節の日がきて,
みんなの者が
一緒に集まっていると,
突然,
激しい風が吹いてきたような
音が天から起ってきて,
一同がすわっていた
家いっぱいに響きわたった。
また,舌のようなものが,
炎のように分れて現れ,
ひとりびとりの上にとどまった。
すると,一同は聖霊に満たされ,
御霊が語らせるままに,
いろいろの他国の言葉で
語り出した。」










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