オネシモへの愛
(ピレモン1:9)
「ですから,
もしあなたが私を親しい友と思うなら,
私を迎えるように彼を迎えてやってください。
もし彼があなたに対して損害をかけたか,
負債を負っているのでしたら,
その請求は私にしてください。」
パウロが,ピレモンに奴隷のオネシモをお願いです。
パウロはオネシモを愛して,自分がオネシモに代わって,
負債を支払うと申し出ます。
これは,イエス・キリストがわたしたちを愛し,
贖ってくださったことを示しています。
☆
イエス・キリストの愛については,次ぎの讃美歌があります。
「ここに真の愛あり」(新聖歌216)
ここに真(まこと)の 愛あり
世にも尊(とうと)き 愛なり
こは げに真の 友にてまします
恵みある主の 愛なり
(ピレモン1:15-19)
「彼がしばらくの間あなたから離されたのは,
たぶん,
あなたが彼を永久に取り戻すためであったのでしょう。
もはや奴隷としてではなく,
奴隷以上の者,
すなわち,愛する兄弟としてです。
特に私にとってそうですが,
あなたにとってはなおさらのこと,
肉においても主にあっても,
そうではありませんか。
ですから,
もしあなたが私を親しい友と思うなら,
私を迎えるように彼を迎えてやってください。
もし彼があなたに対して損害をかけたか,
負債を負っているのでしたら,
その請求は私にしてください。
この手紙は私の自筆です。
私がそれを支払います。
・・あなたが今のようになれたのもまた,
私によるのですが,
そのことについては何も言いません。・・」
この手紙は,書かれた時から霊感されていて,
神は聖書として読まれるように決めていたと信じられています。
この手紙は,
イエス・キリストの愛をパウロが言葉と行ないによって
示しています。
2014-03-01