ダニエル書 4 10-12章 解説 2019-07-06
○
「神に愛されている人よ。」
(ダニエル10:18,19)
「人間のように見える者が,
再び私に触れ,
私を力づけて,言った。
『神に愛されている人よ。
恐れるな。安心せよ。
強くあれ。強くあれ。』
彼が私にこう言ったとき,
私は奮い立って言った。
『わが主よ。お話しください。
あなたは私を力づけて
くださいましたから。』」
ここで「人間のように見える者」
(イエス・キリスト)が
再びダニエルに触れて,
ダニエルを力づけました。
そこで初めて
ダニエルはすっかり元気になり,
使信を聞く準備が整いました。.
○
新聖歌505 「主われを愛す」
「主われを愛す 主は強ければ
われ弱くとも 恐れ時あらじ
(折り返し)
わが主イエス わが主イエス
わが主イエス われを愛す」
○
11章
地上の戦いの幻
(ダニエル11:35)
「また賢い者のうちのある者は,
終りの時まで,自分を練り,清め,
白くするために倒れるでしょう。
終りはなお定まった時の
来るまでこないからです。」
神を信じる者には,厳しい時代が続きます。
終わりの時に救いがあります。
○
12章
終末に関する預言
(ダニエル12:1-4)
「その時,
あなたの国の人々を守る大いなる君,
ミカエルが立ち上がる。
国が始まって以来,その時まで,
かつてなかったほどの苦難の時が来る。
しかし,その時,あなたの民で,
あの書にしるされている者は
すべて救われる。
地のちりの中に眠っている者のうち,
多くの者が目をさます。
ある者は永遠のいのちに,
ある者はそしりと永遠の忌みに。
思慮深い人々は大空の輝きのように輝き,
多くの者を義とした者は,
世々限りなく,星のようになる。
ダニエルよ。
あなたは終わりの時まで,
このことばを秘めておき,
この書を封じておけ。
多くの者は知識を増そうと探り回ろう。」
終末の前に大患難時代がやってきます
永遠の命と滅びがあらわされます。
☆彡
新聖歌 243 『罪人たちのために』
1.
「 罪人たちのために 身代わりとなり給い
十字架についたイェスの 声をば聞こう」
○
(ダニエル12:9-13)
「ダニエルよ。行け。
このことばは,終わりの時まで,
秘められ,封じられているからだ。
多くの者は,身を清め,
白くし,こうして練られる。
悪者どもは悪を行い,
ひとりも悟る者がいない。
しかし,思慮深い人々は悟る。
常供のささげ物が取り除かれ,
荒らす忌むべきものが
据えられる時から千二百九十日がある。
幸いなことよ。
忍んで待ち,
千三百三十五日に達する者は。
あなたは終わりまで歩み,休みに入れ。
あなたは時の終わりに,
あなたの割り当ての地に立つ。」
