(ヨハネ黙示1:8)
「わたしはアルファであり,オメガである」
「アルファ」と「オメガ」は,
それぞれギリシヤ語アルファベットの
最初と最後の文字です。
その意味は黙示録の終わりに,
「初めであり,終わりである」
(ヨハネ黙示22:13)
と説明しています。
それはすべてのものが
神によって初めが与えられ,
最後的に完成をが
与えられるます。
また,神ご自身は初めも終りもない
絶対的永遠性,自己充足性を
持っていることを表しています。
この名前は,
神の名としてモーセに語られたことに
通じるものがあります。
(出エジプト3:14)
「神はモーセに仰せられた。
「わたしは,
『わたしはある』という者である。」」
「わたしはアルファであり,オメガである」
と主イエスがご自身で名乗られたことは,
主イエスが父なる神と等しい神であるという証言です。
このことは,
主イエスご自身が明らかにされる計画は
必ず実現するということです。
この言葉をもって,
黙示録の次からの展開の幕が開かれます。
(ヨハネ黙示1:7-8)
「見よ,彼が,雲に乗って来られる。
すべての目,
ことに彼を突き刺した者たちが,彼を見る。
地上の諸族はみな,彼のゆえに嘆く。
しかり。アーメン。
神である主,
今いまし,昔いまし,
後に来られる方,
万物の支配者がこう言われる。
『わたしはアルファであり,
オメガである。』」
2017-09-18