―プロ20年目のシーズンを迎える心境は
涌井「20回目のキャンプインが来たなという感じですね。意外にあっという間でした」
―ズバリ、目標は
「もちろん2桁勝利と規定投球回。あとバンテリンドームで完投したいです。本拠地のお立ち台で同僚をいじって、それが一番面白いじゃないですか。大島さんと上がっても、大島さんをいじると思います」
―チームは2年連続最下位。順位を上げるために必要なことは 「強い時代のドラゴンズは投手力と守備力で戦ってきたと思うので、そうやって勝てればいい。カギは守備力。昨季は失策や簡単なミスが多かったですし、投手の四球もそう。両方が出ると負けやすくなる」
―1月は例年通り千葉・館山で自主トレ。1日合計10キロ前後のランニングメニューや体幹トレーニングと追い込んでいる
「変わらずに、体力づくり兼トレーニングです。この時期にケガをしたら、春季キャンプがちゃんとできない。ケガだけはしないようにと、20年ずっと心掛けています。1月にこれだけやっておけば、2月はどんな練習をしても疲れない」
―鍛錬の成果として昨季は自己最速タイの152キロを計測。平均球速も146キロに上がった。手応えはあったのか
「スピードもですが、ベース上の強さですね。対戦相手に聞くと、速くなってると言われたので、体感が変わっているのはいいことだと思います。速さを追いかけると力んでフォームが崩れるので、気付いたら出ていたというのが一番理想。155キロは空気の壁を切り裂くらしいので、その感覚を見てみたい。40歳くらいになったら出るかな。あと2年かけて」
中日スポーツ
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