■5月31日 交流戦で441イニング到達 「交流戦で最も投げた男」となった
■6月14日 500登板を記録(出場試合回数は501回)
5月1日(水)0回2/3 9失点 1敗目
●対横浜戦:バンテリンドーム
1対12で横浜の勝利
『【中日】涌井秀章2/3回で8安打9失点…19年目で初、先発で1回投げ切れず 自己最短KO』
今季2連勝中で5度目の先発マウンドに上がった。先頭桑原に初球を右前に運ばれると3番佐野までの3連打であっさり先制点を献上。
4番牧には初球137キロシンカーを左翼ポール際に3号3ランを運ばれた。試合開始からたった8球。一気に4点を失った。
立て直せなかった。5番宮崎、6番京田にも痛打されて先頭から6連打。7番戸柱で初めてアウトを取り、何とか2死までこぎ着けたが、満塁から再び炎上。打者一巡して1番桑原と2番蝦名に連続適時打を浴びたところで、たまらず立浪監督がベンチを出て交代を告げた。
前回4月24日の巨人戦(東京ドーム)は6回5安打2失点で、チームの連敗を5で止めた。「もう1点をあげなかったのが勝ちにつながった。いい試合ができた」と要所を締めて充実していたが、この日は別人のような投球になってしまった。
昨年7月28日の巨人戦(東京ドーム)、西武時代の05年6月12日の巨人戦(同)でともに1回0/3でKOされた自己ワーストを更新。プロ20年目、先発403試合目で初めて1回を投げ切れなかった。
中日投手がバンテリンドームで初回に9失点するのは、97年の開場以来初の不名誉でもあった。在籍した西武、ロッテ、楽天のパ・リーグ3球団では開幕からの3連勝をマーク。この日は4球団目となる「開幕3連勝」もかかっていたが、こちらも来季以降に持ち越し、苦い夜になった。
日刊スポーツ
5月1日(水) 対横浜戦 0回2/3 9失点 1敗目
5月7日(水)6回2/3 2失点 2敗目
●対巨人線:バンテリンドーム
0対2で巨人の勝利
『【中日】投手戦に敗れ7回に涌井秀章が2失点 今季5度目の完封負けで再び借金生活に』
この日は初回を三振を2つ含む三者凡退で抑えます。その後も巨人打線を抑えていく涌井投手。5回に四球2つで2アウト1・2塁とこの日初めて得点圏にランナーを背負いますが、山崎伊織投手を三球三振に仕留め、ピンチを脱します。
7回でも涌井投手は苦しい場面を迎えます。先頭打者の岡本和真選手に四球で出塁を許すと、続く坂本勇人選手がライトヒット、萩尾匡也選手に送りバントを成功されます。
岸田行倫選手に四球を与え、1アウト満塁のピンチを迎えます。門脇誠選手にセンターへボールを運ばれ、先制点を奪われました。
なおも満塁のピンチが続きます。山崎投手を空振り三振で打ち取りますが、続く丸佳浩選手にフルカウントの末、四球を与えてしまい押し出しで2点目を喫しました。涌井投手はここで降板。6回2/3を投げ、3安打、5奪三振、5四球、2失点となりました。
日テレNEWS
5月7日 (火) 対巨人戦 6回2/3 2敗目
5月17日(金)6回 2失点 3敗目
●対横浜戦:横浜
2対1で横浜の勝利
『【中日】涌井秀章「あそこの2球ですよね」悔やまれる初回の連続二塁打「3人で終わる流れにできなかったのが敗因」』
先頭の蝦名に左前打。2死から4番・牧に2球目の外角へのスライダーを捉えられた。打球は中堅フェンス直撃の適時二塁打。同点に追い付かれると、続く宮崎にもスライダーを強振され、右中間への勝ち越しの適時二塁打を献上。結果的に、この得点が決勝点となってしまった。
2者連続でスライダーを仕留められた。「あそこの2球ですよね。全体的にスライダーがよくないということが続いている。投げ切っていれば、牧も抑えられた」。
3~5回は三者凡退。DeNAの先発・東との投げ合いで試合をつくった。
本拠地で対戦した1日の試合は、自己ワーストの2/3イニング9失点KO。試合前の時点で対DeNA戦の防御率は121・50。右腕自身も把握していたが、「気にしすぎてもよくない」。それだけに悔やまれる初回の失点。敗因を一身に背負い込んだ。
うれしい再会もあった。横浜高の後輩・筒香とはロッテ時代の2019年以来の対戦。初回1死一塁でシンカーで三飛に抑え、3打数無安打に抑え込んだ。「高校の後輩と対戦するのは楽しいこと。きょうは抑えられましたけど、まだ慣れていないところもあるだろうし、これから何回も対戦はありますから」と再戦を心待ちにした。
5月17日 (金) 対横浜戦 6回2失点 3敗目
5月24日(金)6回 2失点 自責点0 涌に勝敗付かず
●対ヤクルト戦:バンテリンドーム
2対5でヤクルトの勝利
『【中日】涌井秀章、初回・村上の先制被弾が悔やまれる 2回から6回まで無失点、黒星は免れる』
中日の先発右腕・涌井秀章投手は6イニングを5安打2失点(自責0)。終盤に同点に追いつき、黒星こそ免れたが、登板4試合ぶりの白星をつかむことができなかった。 1回1死で長岡の打球を三塁手・福永が悪送球。2死後に4番・村上に初のシンカーを豪快に捉えられ、左中間スタンドぎりぎりに放り込まれた。
ヤクルト戦では今季3試合目で初めて長打を許したが、2回から6回は無失点。初回の先制2ランが悔やまれる。
中日スポーツ
5月24日(金) 対ヤクルト戦 6回2失点 自責点0
5月31日(金)7回1失点 涌に勝敗付かず
●対オリックス 交流戦:京セラドーム
2対1でオリックスの勝利
『中日・涌井秀章、『交流戦で最も投げた男』歴代トップ441イニング到達 課題の立ち上がり克服、7イニング1失点』
「交流戦で最も投げた男」となった。先発・涌井が7イニングを5安打1失点と力投。2005年から始まった交流戦の歴史で、右腕の投球回は計441イニングに到達。
ヤクルト・石川の440イニング2/3を超え、歴代トップとなった。 「課題はいつも立ち上がり。テンポよくいけて、すんなりゲーム自体は入っていけました」と初回は12球で三者凡退。得点圏に走者を背負った3回1死一、三塁では中川の投ゴロで併殺を狙ったが、ボールが自身のグラブからこぼれ、なんとか三走・頓宮を三本間で挟殺。
続く2死一、二塁では西野を149キロの直球で見逃し三振を奪い、切り抜けた。
「ゲーム展開を見ると簡単に先頭を出してはいけなかった」と振り返ったのは、1点リードで迎えた6回。中川、西野の連打で無死一、三塁。太田の犠飛で追いつかれたが、1点のみにとどめた。球場のスピードガンでは今季最速の150キロを計測。今季最多の7イニングを86球で投げ切った。 イニング数の積み重ねは、20年間のキャリアでセ、パ両リーグの打者を幾度も封じてきた証し。交流戦の通算成績は72試合で26勝24敗。勝てばソフトバンク・和田に並ぶ歴代2位だったが、27勝目は次戦以降に持ち越しとなった。
中日スポーツ
5月31日 (金) 対オリックス:交流戦 7回1失点 涌に勝敗付かず
6月7日(金)7回 2失点 4敗目
●対楽天 交流戦:バンテリンドーム
0対2でオリックスの勝利
『中日 拙攻響き今季9度目零敗…7回2失点の涌井を援護できず 立浪監督「越せるチャンスあった」』
竜へ移籍後、初対戦となった古巣・楽天との一戦で涌井が7回2失点で4敗目。初回、2回に1点ずつ失っただけに、「先制され、チームに重い雰囲気を与えてしまった。それが結果につながった。簡単に先制点を取れないようにしなければいけない」と、敗戦の責任を背負い込んだ。 打線も援護できなかった。ビシエドが2回無死一、二塁で二ゴロ併殺、4回2死二、三塁では空振り三振。6回2死満塁では代打・中田が三ゴロに倒れるなど、好機を逸した。 立浪監督は「チャンスは数回あって、そこで1本が出なかった。ミーティングでも、いろいろ相手の傾向とか、そういったことを、もう少し打席に立った時に、やっていけるように。やった中で、結果が出ないのはしょうがないので。そこしかない」と振り返った。 また、指揮官は涌井について
も触れ、「楽天も連勝して勢いのある中で、(涌井は)立ち上がりに点を取られてしまったが、ただ、投手も2点くらいは取られますし、打線が越せるチャンスはあったので、そこに尽きると思う」と話した。
スポニチ
6月7日 (金) 対楽天:交流戦 7回 2失点 4敗目
6月14日(金)6回 2失点 4敗目 涌に勝敗付かず
○対ロッテ 交流戦:zozoマリン
3対4で中日の勝利
『【中日】涌井秀章がプロ通算500試合 2014年から6年間在籍した古巣相手に達成、観客からも大きな拍手』
同点の5回を三者凡退で終えると場内には涌井の登場曲である嵐の「果てない空」が流れ、記念ボードが手渡された。2014年から6年間在籍した古巣相手の試合で達成となり、詰めかけた観客から大きな拍手が送られた。
2005年にドラフト1位で西武に入団し、プロ20年目。4球団を渡り歩き、今季の開幕を前に500試合まで残り11試合としていた。開幕から先発ローテを守って順調に登板を重ね、古巣を相手に節目を迎えた。
中日スポーツ
『【中日】涌井秀章が通算500試合登板に向けロッテ戦先発、500試合出場を達成済みの原因は…』
中日涌井秀章投手(37)が今季11度目の先発マウンドに上がる。プロ20年目のベテランは現在499試合登板。この日の先発し、ゲームが成立すると、史上109人目の通算500試合登板を達成する。
これまで西武、ロッテ、楽天を通じて沢村賞、最多勝など投手として数々のタイトルを獲得してきた。だが、500試合出場は前回7日の楽天戦(バンテリンドーム)で達成している。
登板試合と出場試合の“1試合の差”の原因は、西武時代の07年5月23日の横浜(現DeNA)戦(グッドウィルドーム)で「6番三塁」でスタメン出場しているからだ。だが二刀流ではなく、あくまでも偵察メンバー。“野手”としてのスタメンが、登板数と試合数の違いに表れている。 ちなみに、当時の5番指名打者は、和田一浩(現中日打撃コーチ)だった。
日刊スポーツ
6月14日 (金) 対ロッテ:交流戦 6回2失点 涌に勝敗付かず
6月26日(水)6回 1失点 涌に勝敗付かず
△対阪神戦:甲子園
1対1で引き分け
『中日・涌井秀章、3勝目ならず 6イニングを4安打1失点、同点のまま降板 約2カ月勝利から遠ざかる』
中日の先発・涌井秀章投手は6イニングを4安打1失点。粘投を見せるも同点のまま降板し、3勝目はならなかった。
序盤から直球と多彩な変化球で的を絞らせない投球を見せたが、4回に均衡を破られた。2死から前川に右前打を許すと、続く佐藤輝に対して初球のカーブを捉えられた。あと少しでホームランの当たりが右翼フェンス直撃の適時三塁打となり先制を許した。
6回に打線が細川の本塁打で同点に追い付き、7回の攻撃で代打・中島が送られた。
右腕は今季初の阪神戦。昨季は5戦3敗、防御率6・20と苦しんだ相手に試合はつくった。
これで今季12試合目となり、この日も含めて10試合でクオリティースタート(先発で6イニング以上を自責点3以下)を達成。4月24日の巨人戦(東京ドーム)で今季2勝目を挙げて以来、約2カ月勝利から遠ざかっている。
中日スポーツ
6月26日 (水) 対阪神戦 6回1失点涌に勝敗付かず
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