後輩侍とのマッチアップで竜戦士の第一歩を踏み出す。トレード加入した中日・涌井秀章投手(36)が、今季初実戦として3月3日に予定されているWBC日本代表との壮行試合(バンテリンドームナゴヤ)のマウンドに立つ。2009、13年大会の日の丸戦士が現代表に胸を貸すと同時に、竜のユニホームを着て初めてゲームで投げる。キャンプ打ち上げから一夜明けた27日、右腕はチームメートとともに沖縄をたった。
じっくりブルペン投球を続けてきた涌井が調整段階を上げる。20日に実戦形式となるシート打撃に登板した。次のステップはゲーム。相手は侍日本代表。かつての日の丸戦士はどう思うのか。
「(相手どうこうは)ないです。(日本代表のニュースも)あんまり見ないですね。いやもう、こっちも向こうも調整なので。何も気にしないです」。2009年に世界一に輝き、ベスト4だった13年から丸10年。円熟期にある右腕は、相手チームのユニホームに心を揺さぶられるほど若くない。開幕へ向けて、自分がどの段階にいるのか把握したい。
中日スポーツ
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