みなさま、こんばんは! 金沢屋 長柄・長南店 木内です。
本日の業務は、午前中 長南町のお客様の襖張替作業。午後は、網戸新調のお客様へのお届けでした。
さて、本日は自宅二階の作業場で、お客様からお預かりした「襖(ふすま)」の張替作業をしています。
今日の襖は「和襖(わぶすま)」です。(上下反対に置いてあります)
襖なんて、上から紙を張るだけじゃないの~?
・・・という声が聞こえてきそうですが、半分は正解、もう半分は不正解だったりします。
和襖は、まず周りにある「枠」を外さなくてはなりません。その枠を外すのが、ちょっと苦労です。
枠を上(または下)から叩けばスライドして外れるもの、折れ合い釘という曲がった釘を使って固定してあるもの(一方向にしか動かない)
または、直接釘で固定しているもの・・・などなど。 その固定法を見抜かないと「枠」すら外せません^^;;
枠が外れたら、襖紙を張るわけですが、タイトルの通り「襖の基本は、重ね張り」です。
古いお宅の襖だと、中に3とか5枚とか古い襖紙が張ってあることがあります。
基本は重ね張りですが、あまりに古い紙が多いと、(襖自体が)重くなったり、仕上がりがイマイチになったりしますので、
そのような時は、古い紙をはがして素の状態に戻します。・・・グッと軽くなります^^
はがしている途中の写真をお客様にお見せすると「おお、懐かしい。昔はこんな襖だったね」とか「こんなに何重にも張ってあったのだね」と驚かれたりします。
重ね張りをするにあたって、大きな破損があると仕上がりに影響しますので、きれいに養生してから作業を進めます!
今回のお客様の襖は「家を建ててから張り替えたことがない」とのことでしたので、実際に見ても重ね張りはされていませんでした。
それでは、今日一日お疲れ様でございました!
明日も、みなさまにとって良い一日でありますようにお祈り致します\(^o^)/
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金沢屋 代表 木内 浩一朗
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