梅日和 umebiyori

心が動くとき、言葉にします。テーマは、多岐にわたります。

こぼれたミルクは戻らない。けれど、学べます。

2022-01-24 07:41:41 | 雑記 Communis2022

わたしたちが日常行っているコミュニケーション行為は、9つの要素[i]から構成されるプロセスです。このプロセスには、大切な2つの特徴があります。ひとつは、「不可逆性」。言葉にする、表情にする。送り手は、メッセージを発信したら、もう取り消すことはできません。こぼしたミルクがもとに戻れないのと

一緒です。政治屋(政治家?)さんたちの舌禍事件をいくつか覚えています。

しかし、どうも上手くいかない。自身が送り手である場合、受け手の反応が想定しているものと異なる。その時、9つのプロセスのどこがうまくいっていない原因なのか、と考えると、次に生かせます。「先行学習性」です。

コミュニケーション行為には、「あれ?間違えた!」「どこが?」「次は、気をつけよう」という3つのポジティブな動きをつけることができるわけです。たいがいのひとは、この動きを知りません。実は、チューニングできるのに、意識していないひとが多いのです。自身の意識によって、プロセスの結果を変えることができます。

 

[i] (1) 送り手(2)記号化能力(3)メッセージ(4)チャネル(5)受け手(6)解読能力(7)フィードバック(8)ノイズ(9)文脈


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