みんなに大人気の
王宮のキャットタワー
宮大工さんの手作りで、
シニアにゃん様や仔にゃんこが
登りやすいように
段差が低めだったり
接着剤などの化学物質を
一切使っていなかったり
優しい設計が気に入って
前の家に引っ越した時に
清水の舞台から飛び降りる勢いで
奮発して購入しました
レオ様もビビアン様も
愛用してくれて、
2人が天使になってからも
ルーちゃん、のあちゃんが風雅と一緒に
愛用してくれています
お部屋は2つしかないけど
3にゃんで使うには充分
ルーちゃん、のあちゃんは
大きくなったので
一緒のお部屋には入れなくなったけど、
みんなで交代して
仲良く使っていました
一つ気になっていたのは
支柱が割れて来た事。
長年使ったし
天然木なので仕方ないけど、
買い替えるか迷っていた時に起きた
元旦の能登地震。
揺れは激しかったけど
幸い、王宮は被害がなく、
誰も怪我もせずに一安心
と、思っていたら
津波による避難警報が出ました
風雅
3メートルの津波が来るから
みんなで避難するよ( ;∀;)
ルーちゃん
避難する場所はそこじゃないよ
王宮は沿岸部にあり、
昔から水害の被害が多い地域。
海抜0メートルです。
昭和39年の大きな地震の時は
津波が来て被害を受けたそうで、
その後、
川の氾濫や津波に耐えられる
頑丈な堤防が作られました。
それでも3メートルの津波には
耐えられるのか分かりません。
外では避難警報のサイレンが鳴り、
地域のパトロールカーもずっと
避難を呼びかけていました🚓
その音が更に怖かったらしく、
のあちゃんは
すぐキャリーに入れられたけど、
風雅は絶対に出て来ません
ルーちゃんは2人掛かりで
無理矢理引きずり出して
キャリーに入れました。
もう避難しないと間に合わないのに
風雅だけは、
連れて行く事が
出来ませんでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
幸いにも津波の予想が外れたので
1時間くらいで家に戻ったのですが
風雅はずっと
タワーのお部屋に居たようで、
1人でどれだけ不安だっただろう、と
涙が出ました
そこで、私は決心したのです。
キャットタワーを
買い換えよう
その数日後にもまた、
夕方に大きな余震があり
その夜
ぴったりくっ付いて離れない
ルーちゃん、のあちゃん
新しいキャットタワーは
2人一緒に入れるお部屋と、
私が抱っこして出せるような作り、
というのを重要視する事にしました。
こうして
沢山の想い出がある
宮大工さんの手作りキャットタワーは、
お役目を終えたのでした。
長い間、ありがとう