Trattoria ZàZà（トラットリア・ザザ） Piazza del mercato centrale, 26/r
Firenze - Italia
Telefono 39 055 215411
fax 39 055 210756
Email info@trattoriazaza.it
３日目のディナーはトラットリアＺＡＺＡ。ここはＨＡＲＵＫＯさんと言う日本人スタッフさんがいて、ピッティ視察の日本人がお友達だと慕って「久しぶり～」とか声かけるのですが、ＨＡＲＵＫＯさんは多分どこの誰だかわかってないと思います。私たちも久しぶりのＨＡＲＵＫＯさんとの再会でうれしくなって「○○会社の××専務今日来てる？」なんて聞いても、きっと毎年訪れる日本人の顔はなんとなく憶えているのでしょうが会社とかまでは理解していない様子でした。ただ彼女がいるからこそ私もここを訪れるのは３回目。当社３人ともここはお気に入り。３人では最終日となるディナーはお取引先さん同席だと気を使うので３人だけの反省会。昼間に展示会会場を抜け出してテラス席確保のために直接予約をしました。外のテラス席は喫煙可なのです。場所は中央市場前の広場の一角。店内は地下もあって広いのですが、テラス席も中央市場に向かって大きく広がっている。
ビッラはモレッティ。アンティパストはデラカーサに加えてクロスティーニやポモドーロのカプレーゼとか続きます。あれ？どこまでがデラカーサでどこからが追加のアンティパストなんだ？なんかオーダー間違ってない？まあいいか、モレッティからヴィーノロッソに切り替えてプリモのパスタの頃には結構お腹も膨れてくる。ポモドーロにクリーム系も食べてみたたくてカルボナーラを加えてスパゲッティは控えめに３人で２皿。ここは細めのパスタのアルデンテ。美味しいです。ミッキーちゃんも食べたそうにしていますが、多すぎたアンティパストとスパゲッティと、お替りしたヴィーノですでに結構腹一杯です。
そしてサーヴされたセコンドのビステッカでみんなの息が止まってしまった！！稚拙なイタリア語で頼んだのがいけなかったのか、２キロはあろうかと思われるビステッカ・アッラ・フィオレンティーナが登場！！「おいおい、５００グラム１枚って頼んだよなぁ・・・、なんでこんなにあるの・・・・」と私。バイヤー「・・・・・・・（無言）」もう一人「・・・・・・・（ゲップ）」相当お腹一杯なのに食えないだろこれ！！
またもやこのフィレンツェでフードファイター小林の気持ちになるとは思っても見ませんでした。５００グラムはあろうかと思われるビステッカが４枚。３枚ならまだへたくそイタリア語が通じなかったと理解できるのですがなんで４枚なんでしょ。とにかくそんな事を言っていてもしょうがない。貧乏性なのか３人とも無言で、ひたすら無言で食う、食い続ける。画像は右に行くにしたがって根性で食べて減らしている図。だいぶ減りましたが、食い物に対しては根性ない私が最初にギブアップ。２人は取り敢えず１枚分は完食。４枚目はバイヤーが挑戦しましたが結局完食はインポッシブル。
ちょっとちょっとぉ～グラッパをぐいっといって、ドルチェはティラミスじゃなかったのかよ～ヴィーノロッソは３本。いい加減食いすぎ飲み過ぎでバイヤーは額に汗かきながら寝てしまいました。しょうがないから２人でエスプレッソ。バイヤー寝てる間に心配になったのはお会計。ビステッカが１枚５０ユーロとかだったらどうすんだよという話になった。これは合計３００ユーロ（約５万円）以上かもわからんねと心配しながらイルコントペルファボーレ。ホテルトラブルも含め、こんなエピソードも面白い。わずか３泊の出張でしたが密度が濃くて面白い経験をすることが出来ました。ガイド付きでは味わえない見知らぬ街を歩き回り、トラットリアに入ってみる。仕事抜きだったらもっと面白かったんでしょうね。もう仕事で行くのは結構。次回は自腹で街を探索してビステッカを１キロくらいは平らげて見せるぜ。ああああ、結局お会計はいくらかって・・？
さあ、いくらでしょうか？
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