本日は新潟記念。新潟記念と聞くと33年前のサファリオリーブが真っ先に思い浮かぶ私は、十分にオッサン・・いや爺さんだ。サファリオリーブに比べれば16番人気で勝ったアルコセニョーラなんて最近の部類に入るだろ。
過去の新潟記念はサファリオリーブやアルコセニョーラのような軽ハンデの最低人気馬が勝つような夏のハンデ戦らしいレースもあったのだが、近年の傾向は違う。過去10年で3連単10万オーバーが6回と確かに波乱含みのハンデ戦ではあるのだが、連対馬20頭中9頭が重賞ウイナー。残りの11頭中8頭は重賞で2着3着の実績があった。波乱含みではあるものの20頭中17頭は実績馬。3着に意外な馬の突っ込みの可能性もあるけれど、昇級初戦の馬や重賞やリステッドで惨敗した馬は軽視の方向でいいのかもしれない。また過去に重賞実績があったものの近走で低迷していた馬の復活などもあるかも。
新潟のコース適正も重要だ。このレースは日本で唯一のワンターンの2000㍍。この外回り2000㍍のコースは、向こう正面右奥のポケットからスタートして最初のコーナーまでは約950㍍。スパイラルのコーナーを回って直線は650㍍。2000㍍のうち1600㍍は直線を走るという他にはないコース形態。園田競馬は2000㍍の設定はないけれど、もしあったならコースを2周まわる(4ターン)ことになる。そんな特徴ある新潟の外回り2000㍍はやはりコース適正が重要なポイントだ。
血統背景はディープとキンカメが優勢。そんなフィルターで絞っていくと。。。
◎9ユーキャンスマイル
昨年の当レースも◎。昨年は相手が違って3連単には行きつかなかったものの、当馬からの馬単流しマルチが嵌ってカラテ(10番人気)→ユーキャンスマイル(9番人気)の馬単ビンゴ。これがなんと58,000円もついてプラス計上。2019年の勝ち馬。そして昨年の2着馬。新潟は条件戦時代に1勝。出走回数は少ないが【2-1-0-0】とコース実績はパーフェクト。菊花賞3着や4歳時の長距離戦の好走で春天皇賞などを走り続けたけれど、この馬が最もパフォーマンスを発揮できるのは大箱の2000㍍のはず。相手関係を見渡してみても今まで戦ってきた強い相手とは違い過ぎる。さらにGⅢ以下は【5-4-0-1】と連対を外したのは3歳時の毎日杯のみ。GⅢのここなら加齢による衰えで若干往年の力が落ちたとしてもここは3年前の阪神大賞典以来の勝利はある。
〇13プラダリア
相手筆頭はディープインパクト産駒の重賞勝ち馬の当馬。新潟は初だけれど東京の2400㍍を勝っている。目黒記念では若干距離が長かった印象。同期のイクイノックスやドゥデュースと好戦してきた馬。このメンバーなら◎の力が予想よりピークアウトしていたとしたら逆転もある。
▲14マイネルウィルトス
2年前の昇級初戦のリステッドで新潟は勝利歴あり。そのレースは道悪で2着に2秒近い差をつけた大差での勝利。1回のみの勝ちではコース適正云々は語れないのかもしれないけれど、長い直線をバテずにいい脚を使い続けられるイメージはある。重賞2着3回に終止符を打てる可能性が高いのはこのレースかもしれない。
△1サリエラ
サラキアやサリオスの下と良血だが僅か5戦のみの重賞未勝利馬。あっさり勝たれても不思議ないが状態が良くないとの情報もあり今回は評価を下げた。
×3ノッキングポイント
確かにダービーの勝ち馬からコンマ2秒差の5着は価値がある。そもそも毎日杯2着馬なのになぜダービーは15番人気だったんだろう。
◎から3連単流しマルチ。〇からマルチなしで3連単流し。▲から馬単流しマルチと軸馬を変えての流し。◎〇の馬連も。
丹頂Sは
◎11メロディレーン
〇8キングオブドラゴン
格上挑戦だらけの歴史だったメロディレーンちゃんが適鞍に出走。ここは勝つチャンスだ。
あああさあああ、ユーキャンスマイルを熱く語りすぎてまたもや時間切れ。日曜日ですが私はいつものように仕事です。