さて今日はいよいよ天皇賞。世間では3強の戦いと喧伝され、実際にオッズも前売りから3頭が抜けた状態で推移している。その3頭が強いという事には間違いはなく、3頭で決まっても何ら不思議はないところなのだがそんなに簡単に終わらないのが競馬。実際の馬券購入には我田引水的な理屈付けが必要だ。
天気が微妙ながらもこのレースはスピード力が勝負だと買い方の切り口を設定したい。近年の3着までの馬の当レースへの臨戦過程を見渡してみると、安田記念からの直行もしくは2戦前が安田記念の馬が多い。キタサンブラックやフィエールマンなどの菊花賞や春天皇賞で好走してきた馬は例外的だ。
今回の天皇賞も究極のスピード勝負。マイルGⅠで勝ち負けできるような馬が台頭するレースだと決め打ちする。東京の2000を1分56秒台で走り切る力のある、さらにスピードの持続力が最もある馬がこのレースを制する。となると、印は下記のとおりとなる。
◎グランアレグリア
マイルGⅠを4勝。スプリントGⅠも勝ち3階級制覇がかかる。大阪杯で負けており2000は長いとの印象もあるが、大阪杯は馬場が特殊だった。スピード力がこのレースを制するとしたらこの馬を筆頭に取りたい。
〇カレンブーケドール
スピード重視でこの馬かと言うのは早急。この馬がベストパフォーマンスを発揮できるのは東京コース。それも2000から2400。日経賞や天皇賞春を使ったは陣営の見当違いで、マイルや10Fでもスピード対応できる力は備わっている。坂路追いがネガティブ情報として上がっているがそれは単なる罠だ。
▲ペルシアンナイト
言わずもがなミスターマイルCS。札幌記念であのメンバーで3着は完全復調の兆し。今ならマイルより2000が最適なのかもしれない。スピードの持続力はまだまだ衰えてはいない。
△エフフォーリア
ダービーはたまたまのタイミングだけでこの馬がもし勝っていたら当レースも1番人気だったか。3歳馬の未知の能力開花もあり得るしここでの勝ち負けも大いにあり得るが、相手関係からこの評価となった。
△コントレイル
3冠馬にこの評価は失礼だとは思いつつこの評価。世代間比較は実なナンセンスで、4歳世代の頂点にいる馬なのは間違いはない。敢えて優劣付けるならという事でこの評価。
×ポタジェ
堅実な戦歴。毎日王冠でも重視したが3着に粘りこみ。東京2000は得意そうで勝ち負けまではどうかと思うが3着への食い込みはあるかも。
◎〇の牝馬ワンツーの馬連が勝負馬券。後は〇から1頭軸3連単流し。
もう時間切れ。私は今日も仕事です。