特定非営利活動法人バングラデシュと手をつなぐ会 設立経緯
1987年 「バングラデシュに小学校をつくる会」発足
1989年 小学校完成と共に「バングラデシュに小学校をつくる会」は解散、新たに「バングラデシュと手をつなぐ会」を発足
2004年 NPO法人化し、「特定非営利活動法人バングラデシュと手をつなぐ会」となる
この会の活動は、先の大戦の反省から、世界の平和のため、アジアの貧しい人々のために働きたいと願う一人の女性牧師と、バングラデシュ西部の農村出身の留学生との出会いに始まりました。
1986年、大木松子は、バングラデシュのカラムディ村から日本にやってきていた、九州大学大学院生のラフマンさんと出会いました。ラフマンさんの村では、小学校が一つしかなく、しかも毎年雨季になると強風や雨のために藁ぶきの校舎が壊されてしまうのです。「レンガづくりの校舎が欲しい。」ということがラフマンさんをはじめ、村人の願いでした。
これにこたえて大木が「バングラデシュに小学校を作る会」を設立し、募金活動に乗り出し、2年間でカラムディ村に小学校を建てることができました。小学校完成を機に、1989年、「小学校を作る会」は、「バングラデシュと手をつなぐ会」へと発展しました。さらに、1992年からはニノ坂保喜(医師、現代表)の参加により、保健医療分野にも活動を広げました。2004年にはNPO法人化し、現在の「特定非営利活動法人バングラデシュと手をつなぐ会」となりました。
一方、カラムディ村でも、1989年、バングラデシュと手をつなぐ会の設立に呼応して、現地の村人による開発のための委員会「ションダニ・ションスタ」を設立。1992年には、バングラデシュ政府からNGOとして正式に認められました。
現在、バングラデシュと手をつなぐ会では、ションダニ・ションスタと協力して、共に活動を続けています。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます