私の気持ちは完全に 付き合い始めた彼女の父親と初対面して 舞い上がってる彼氏の状態(って私は女だけど)
娘とじーっと見つめて 近寄ろうとすると
さささっと後ずさり
おじさま
「この子はおとなしくて賢い子だよ
近くに置いたら匂いで分かるかも知れないね」
そおっ
言われるがままにちょこちゃん置いてみた
あ
覚えてない…よね
その後少し
おじさまとお話をさせて頂いた
近所の野良猫避妊や去勢手術を実費で行っていて ボランティアをされているらしい
おじさまの家の近くにあるお地蔵さんの小屋で4匹の赤ちゃん猫がうまれて寄り添っているのを発見して 育て 里親を募ったとのこと
「ちょこのパパと毛づくろいする時とか 脚の形とか似てたね…」
「男前だったね」
「ちょこのママはどんな感じだったんだろうね」
「他の兄弟が白と黒だったから どうだろうね」
兄弟もそれぞれ里親さんが見つかり引き取られていったそう
両親と 兄弟と離れ離れになった猫達
どうか健やかに育って欲しい
改めて一つの命を大切に育てよう
娘も同じ気持ちだったのかな
「ママがさ いつも 私にあんまり大きくなって欲しくないよっていう気持ちが分かった気がするよ
ちょこ…可愛いし あっと言う間に成長しちゃうから ずっと長生きして欲しいな…」
「でも ママは成長が嬉しいし 大きくなっても
ずっと大好きだし ◯◯が可愛いのは大きくなったって変わらないよ ちょこだって同じだよ」
「うん…そっか
あっ、それと お兄ちゃんの気持ちが少し分かったよちょこちゃんばっかりママが可愛がると 悲しいし」
妹が出来たような気持ちだったのでしょうか
ちょこちゃんの故郷の帰り道のやりとりでした