水浜電車を辿ってみる（１）

水浜電車の地図を使って実際に水浜電車の軌道跡を辿ってみました。

まずは起点の上水戸駅から。




上水戸駅は、茨城交通茨城線と連絡する駅です。写真は茨城線を赤塚方を撮影したもので、道路の線形はいかにも軌道といった感じ。




上水戸方、このカーブ上に上水戸駅があったようです。




上水戸駅方方面に少し歩くと軌道跡と思われる脇道が。




ここが水浜線の分岐点、上水戸駅跡地です。現在は　ストッカー　というスーパーマーケットとなっています。




線路跡は市道となっているようです。この市道を南下、左カーブ後東へ進み S型カーブを経て国道50号線へ。S型カーブ手前までは軌道の雰囲気を味わうことができます。




しばらくは国道50号線上を、JR水戸駅北口を通過したあたりで国道51号線、JR水郡線、JR常磐線を跨いで左折、少し常磐線路併走していたようですね。




JR常磐線から右折れして柳堤橋を望みます。





柳堤橋には　水浜電車軌道敷跡　の石碑が。




おお！レールが少し。　本物なのかオブジェか？　なかなか良いですね。




この橋は当時のまんまなんでしょうか。




軌道は国道51号線の2本南の市道を東進。南下する国道51号線の手前で右折れします。




貸し倉庫？と　カワチ　というスーパーを縦貫して再び姿を表します。




少し軌道跡を走るとなんと通行止め！　と思いきや、




これは本物と思われる水浜電車の橋梁が歩道として利用されています。




この先軌道跡は国道6号線をアンダーで（当然現役当時はありませんでしたが）通過




上水戸方はこんな感じ。




市道を跨ぐと一瞬姿を消しますが、その先はこの通り、ちゃんと残ってました。




市道を渡ると砂利道が。




砂利道だと廃線跡を辿る感が、楽しいです。




しばらく舗装となった廃線跡をゆっくりと走行、水浜電車を運転しているような気分になります。




ため池の先、新しい道路に進路を阻まれたので、51号線のセブンイレブンで一服。そこにはスズキジムニー SJ10が２台も！
この車はもう40年近く走っているはずですがとてもきれいな2台です。かっこいい！





軌道跡に戻り、東水戸道路下を通過、車では通れないほどに細くなり、水戸市立 常澄図書館の前を通過。

この先気持のよい田園風景の中を走り、国道51号線と交差、国道横断後、側道に入ると廃線跡を辿れます。




そして涸沼川の橋梁位置、橋台などは残っていないようです。



続きはまたあとで。