老いの坂道(パピー)

楽しい心で歳を取り、働きたいけど休み、喋りたいけど黙る。
そんな気持ちで送る趣味を中心に日々の一端を書き留めています。

2018年1月に読んだ本

2018-02-16 | 読書日記
1月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:966ナイス数:175まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)感想何年前だろうか「舟を編む」以来のしおんさんとの再会でした。この作品を読んでしおんさんって随分と守備範囲の広い作家さんだなという印象だった。是非他の2~3作品も読んでみたいです。この便利屋さんの物語、場面は東京都の端っこの町田市とのこと。東京も広いんだなという印象。登場人物の多田さんと行天くん、この二人のキャラがまた素晴らしい!特に行天くんの特異な性格にはすっかり惚れてしまった(笑)。彼を冷たく突き放したり暖かく迎えたりする多田さんもいい男だ。読んで楽しいこの作品、まさに直木賞ものですね。読了日:01月27日 著者:三浦 しをん
オムライスの秘密 メロンパンの謎: 人気メニュー誕生ものがたり (新潮文庫)オムライスの秘密 メロンパンの謎: 人気メニュー誕生ものがたり (新潮文庫)感想オムライスに「秘密」があるのか?メロンパンにどんな「謎」があるのだろうか?といった疑問から手にした本。カレーに始まりコロッケ・牛丼・あんパン・・・天丼まで誰もが知りつくした日常的な食べ物27のお話です。こういったのを「食文化研究」といい「文化人類学」の一分野とのこと。なんでも「研究」の対象になるんだな~と感心しながら読んだ。巻末に掲載されている参考文献がなんと186冊!。「澁川さんお疲れさま(笑)」です。こんな日々口にしている食べ物にもそれぞれに歴史があり物語があるんですよ!食いしん坊の方はどうぞ。読了日:01月20日 著者:澁川 祐子
カラフル (文春文庫)カラフル (文春文庫)感想輪廻転生が前提だったり中学生の自殺だったり・・・なんだかつまらない作品だな~と思いつつ読み続けた。半ば以降だんだん面白くなり最終的にはグイグイと引き込まれる内容だった。世の中「いろいろ」、人生「いろいろ」、家族も「いろいろ」が『カラフル』なんだって(笑)。いいこともあれば悪いこともある。失敗があるから再挑戦もあるのだよね。天使が出てきて導いてくれるのはいいんだけどその天使の名前が「プラプラ」って言うところもちょっぴりふざけた感じがして若い人も楽しく読める人生訓かも。。。読了日:01月07日 著者:森 絵都
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