カタスミ

『イニシエーション・ラブ』乾くるみ著

ネットで最後に大どんでん返しがあるなんて好評だったので試しに読んでみました。
正直最初から最後まで退屈な恋愛物語でした。
恋愛物興味ないのでなかなか読み進まない…
sideBに関してはもう誠死ねとしか思えなかった…
で、肝心の大どんでん返しについては
正直『…で?』って感じでした。
読んだ後さっぱり意味が分からなかった。
いや、意味は分かったけどどこが大どんでん返しなのか分からなかった。
あ~、そうなの…で、だから?と拍子抜けでした。
結局ネットの考察サイトを読んで『なるほど』と思えましたが
この恋愛話を長々と読まされた結果このトリックでは割に合わない!
個人的に時間のトリックが読んだ後も全然分かってなくて
その事実を知った時には、この女こえぇ~、って感じでしたが
早い話考察サイトを読まないと分からないトリックってどうなのよって感じで。
ま、私の読解力が足りないだけかもしれませんが^^;
以前読んだ『殺戮にいたる病』のトリックが衝撃的過ぎて
それくらいの衝撃を期待してしまったので肩透かしをくらいました。

よくある恋愛話を、書き方を工夫してミステリー風にしてみたけど
ただの恋愛物に変わりなかった、という感じでした。
う~ん、いまいち!
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