それははるか昔のこと、
インドの山奥にある村のお話
その村は大変平和な村でしたが、
その村の周りではいつも諍いが絶えませんでした
「また山側の村と、川側の村で戦いが起こったらしいよ」
「海側の村は、谷側の村の奴らに襲われたらしい」
平和な村の人たちは、
周りの村の不穏な話に、
眉を顰めて噂しています
「山側の人たちは気が荒いからなぁ
すぐにぶつかってくる」
「なんの、川側も勝手な奴らさ
だからやっつけられちゃうのさ」
「海側は呑気すぎらあね
もっと自分たちで守らなきゃ」
「だからって襲っていいわけないだろ
谷側は昔っから乱暴なのさ」
平和の村では争い事は起きないけれど、
村人たちはいつも暗い顔で、
ひそひそ争いの話をしていました
村の優しい少女、シャクナは、
その村人の様子に、心を痛めていました
「皆さん、私たちは争いを止めることはできないけれど、
せめてそれが終わるよう、
みんなで祈ることはできるのではないでしょうか」
それを聞いた村人たちは
呆れて笑いました
「祈るだけで争いが終わるなら、
とっくに終わってるさ
シャクナは本当に間抜けだ」
その言葉に傷ついたシャクナは、
ひっそり村の山奥に一人こもったのでした
「私の言葉で争いを止めることはできないけれど、
せめて、
私の口からは二度と
争いの言葉は出さないようにしよう」
シャクナは争いの言葉は
二度と口にすることはなく、
自分を笑った村人を
悪く言うことさえしませんでした
その固く閉ざされた口からは
ただ思いやりの温かい言葉だけが
生み出されました
誰もいない山奥で
村の山奥で、
シャクナがひっそり命を終えた時、
その優しい言葉ずっとを聞いていた木々たちは、
その思いに涙して、
その優しい美しい言葉たちを
優しいピンク色の花に変えました
優しいピンク色の花を見ると、
シャクナの思いを感じ、
平和な、人を愛する心を思い出します
それがシャクナの花、
シャクナゲです
そんなインドの昔話でした
石楠花の美しいお寺に行って、
そんなお話を聞きました
・・・と言うのは、
真っ赤な嘘で、
ただの私の作り話でした(ええっ)
なんやねん、
また久しぶりに現れて、
オチのない面白くもない話で、
この人もしかして、
エイプリルフール1ヶ月間違ってるのかしら?
4月1日の新聞読んでるんじゃないか??
そう思われたかもしれませんが、
すみませんすみません
(4月1日の新聞はあながち間違いではない、かも・・・)
いやね、、
先日訪れたお寺の満開の石楠花が、
とてもキレイで皆様にもお裾分けしたくなるほどで
そんなお話を妄想するくらい、
なんだか夢のように平和で、
ありがたくって、
美しくて、
私の口から出る言葉たちも、
こんな美しい花のような言葉であればいいな、
なんて思ったのでした
けど、
今年はやっぱりお花は早くて、
皆様にお裾分けするには、
ろくな写真がなかったので、
嘘話でお茶を濁してみましたよ
(それもどうかと)
さて、
皆様はゴールデンウィーク、
いかがお過ごしでしょうか
お出かけの人も、
お家の人も
お仕事の人も、
にこやかでゴールデンに過ごされますように
相変わらず過去記事アップするぞするぞ詐欺で、
ずっと放置したまま、
また新しい記事書いてしまうわたくしですが、
ゴールデンウィークに、もう一回くらい出現できればと期待しつつ・・・(切望)
しかし、
それより片付けもあるしなぁ・・・・
ってことで、今回は
片付けの報告なしでお暇します
(すなわち、片付けやってないってことね・・・)
けど・・・
片付けの報告なしにした方が、
ブログアップしやすいことに気づいてしまったわ・・・
うーん、
これはイケナイ傾向ですかね・・・
それでは、
次回はまた、
片付け報告なしでお会いしましょう〜(ええっ)
トップのお写真は、
そのお寺で出迎えてくれたお地蔵さんです
※このお花は石楠花(シャクナゲ)さんではありません!
石楠花(シャクナゲ)のお写真があまりにも少なく、
なんだか混乱させてしまったようで、
本当にごめんなさい!!