先日のキャンプの翌日、疲れた身体にむち打ってペッツマートに出かけました。
そこで買ってきたモノは…

これだ!
あのキャンプ場、大きな湖がありましたよね。
そこで見つけてしまったんですよ。
憧れのメダカちゃんを!
メダカには思い入れがあります。あれは小学校5年生の時、人数が増えすぎたその小学校では、丙午で人数の少ない私たちの学年をペラペラのプレハブ校舎に押し込んだのでありました…。
そのペラペラの校舎の中はそれなりに楽しい普通の教室。日が燦々と降り注ぐ窓のすぐ横には水槽があって、オレンジ色のヒメダカが泳いでいました。
やがてメスがお腹に卵をくっつけて泳ぎ回るようになり、その卵は水草へ。飼育係が小さな別の水槽に卵を移して観察するんですが、その卵の中に黒いテンテンができたかと思うと、数日のうちには黒いテンテンの周りに金色の輪が取り巻き、卵の中がグルグルと動き回る。
初めて稚魚が生まれた時は感動しました。写真でしか見たことのなかった鮭の稚魚と同じようにお腹に栄養のカタマリをくっつけて。
そんな思い出があったので、ずっとずっと、メダカを飼ってみたかったのです。子どもたちにも是非あの感動を!自分のウチで毎日観察ができたらどれだけ素晴らしいか!
…私は、当然のように見つけたメダカを家に連れ帰ろうとしました。ところが思わぬ大反対が娘達から!
曰く
「誰が面倒見るのよ!」
ハイ、ごもっともです。お掃除は力持ちのクマさんたちに任せようと思っていました。
「私は絶対にしないからね。」「ママがちゃんと自分で面倒見るって約束するなら飼ってもいいけど、どうなの?」
・・・するもん。
「大きい声で約束して!」「ママ、死んだら悲しいよ?大丈夫?」
・・・だいじょうぶだよ。
どれだけ押し問答をしたことか、
「私、どうしても、どうしてもみんなにもメダカの卵から赤ちゃんが生まれるところを見せてあげたいの!」
とうとう娘達が折れました!確かに世話は大変かもしれないし、ここから連れ出したら可哀想かもしれないけど、どうせ冬は凍えて死んじゃうもの。それならウチで冬を越させて、来年の夏にここに返してあげたっていいじゃない。メダカはね、みんなその河川固有のDNAを持っているから、違うところに返しちゃだめなんだってよ。
大人の持てる説得力の全てを駆使して、唯一の見方、ウーと共同戦線を組んで。ハイ、メダカgetです!
大事に家へ持ち帰って、水槽もエサも水草も準備し、ネットで情報を集め…ました。
いや、その前に実は和英辞典を引いたんです。
メダカ…Japanese Killifish
じゃぱにーず…?ってことはもしかして…(ちょっと嫌な予感)
そういえば、うちのメダカたちって、ちょっと形が違うよね。オスとメスの見分け方は背びれと腹びれの形で見分けるはずだけど、背びれも腹びれも昔飼っていたあのメダカたちと全然違うような…
はやる心を抑えてネットを徘徊することしばし…
結論
メダカは日本固有の魚です。
(号泣)
「近頃、日本のメダカは北米原産の近種の小魚カダヤシに取って代わられ、問題になっています。」
カダヤシ…
・・・メダカじゃなかったです・・・
そして、何よりもショックなことに…
「カダヤシは卵胎生であることから卵生のメダカよりも生育条件が良く・・・・」
卵胎生・・・
ってことは・・・
卵生まないんですねーっ!(呆然)
何のために何のために何のために・・・・・
しょうがないですよね。もう。悲しいけど。まあ、卵は見られなくても稚魚は見られるかもしれないし…
「なお、カダヤシは肉食で自種を含む淡水魚の卵や稚魚を捕食する」
くっ・・・負けるもんか!


ちと記事にしたけど
カダヤシ、ヒメダカ、そして日本古来のクエメダカ。
生まれて初めて学校のそばの田んぼでクロメダカを発見したときはうれしかったです
うちはヒメダカを飼っています。
自由研究のために育てて
卵産んだんだけど・・・食べられてしまいました(><)
TAMAさんがんばってね!
イヤ頼もしいねぇ>娘たち。
しかしめだかは日本固有だったのかー。しらなかったよ。
卵胎生、イイじゃんー。
私は日本で熱帯魚を飼っていましたが、卵が生まれるそばから食われてたもんなぁ(それでもワタクシの情熱的な創意工夫により、2匹ほど成人)。
全然関係ない話ですが先月タモリが出る私の大好きな日本のクイズ番組で童謡がテーマだったの。
その番組の中で「すずめの学校」と「めだかの学校」は歌詞内容が対照的なので、教員試験の論文で「どちらが理想的な教育といえるか考えを述べよ」という出題によく使われる、と言うとりました。
私は真剣にあれこれ考えちゃったよ(笑)
会話の親と子のセリフが逆!!
ペットじゃないけど、日本のめざしも今はめざしじゃないそうです。
外国産の、、、、なんて魚だったかな?
本物のめざしは今や高級魚だそうです。
りゃ、エサの確保とか、大変ですね……。
ところで、かあちゃんさんの書き込みに横レスです。
売られているもののほとんどが日本固有の種じゃなくなった
の、めざしじゃなくて、ししゃものことだと思います。本当
のししゃもも売られているけど、高いんですよねえ。で、し
しゃもとしてたくさん出回っているのは、カッペリとかい
う、北欧で捕れる魚なのです。めざしは、以前の通り、いず
れもイワシの仲間ですよ~。マイワシとか。あ、でもひょっ
として、ニューフェイスが混じってる?
ところで、娘たちの正論に立ち向かった母はすごい!
カダヤシってボウフラを食べるからそんな名前がついたみたいですけど、すごい命名のセンスですね。ストレートすぎ。
現在は、新しい瓶に6匹の黒メダカが24時間監視カメラとともに生活しています。来年の春には沢山子供を生むので送れるものなら送って差し上げたいのですが、方法がわかりません。
再び盗まれなければの話ですが。