ケイトがうちにやってきたのは、生後3ヶ月のとき・・・
娘がどうしても飼いたいというので、いろいろなところを見て回っていました。
ドライブがてら行ったところで、ちょうどマルチーズの赤ちゃんが生まれました・・
という話を聞いて、その子の顔も見ないうちに飼おうという話になってしまいました。
そこは、社会性を育てるため、親と離すのは生後3ヶ月と決まっているので、
それまで片道2時間のドライブで会いに行きました。
その頃のケイトはそれはそれは小さくて、そ~っと抱かないとこわれてしまいそうでした。
名前をつければ、その名前で育ててくれるというので、娘がその頃好きだった子役のメアリー・ケイト・アシュレイから、ケイト
と名づけました。
ケイトは一人っ子です。
お母さんと一緒のゲージに入っていても、お母さんはなかなか遊んでくれません。
それでもよちよちとお母さんのあとを追うケイトがなんだかかわいそうで、
「早くうちにおいで~。そしたらいっぱい遊んであげるよ~。」・・と思ったものです。
春がやってきた頃、ケイトはついに我が家にやってきました。
お母さんの匂いつきのおもちゃと一緒に
犬が苦手な息子、あまり飼うことに賛成していなかった夫と義母でしたが、
今では、息子は「ケイト~!おれを癒してくれ~!」と抱き上げ、夫はケイトを腕枕
して眠り、義母は毎日ケイトと散歩に出かけています。
そんなもんです。
でもケイトが1番すきなのは、私だとひそかに思っています
ともかく、ケイトがうちにやってきてみんな優しい気持ちになれたのは
確かなことです。