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Elona

2018-04-01 02:39:32 | ゲーム
Elona


 最近はずっと『Eternal League of Nefia』、通称『Elona』をやっていた。



 『Elona』は、フリーゲームの話題になると、必ず名前の挙がるローグライクゲーム。
 非常に面白い反面、初心者に厳しく、僕も何度も「Elona」フォルダをごみ箱に埋めた。
 予備知識無しで一からプレイする事に限界を感じ、大人しくWikiで勉強したところ、どうにかこうにか『Elona』世界での生き方が分かり、ゲームの面白さも分かって来たので軽く紹介を。




 ゲームの始め方。
 前回「こんなクソゲー二度とやるか!」と叫んで、削除したフォルダをごみ箱から取り出す。
 ごみ箱を空にしていた場合、公式サイトからダウンロードする。
 僕が現在プレイしているのは、安定版のver1.16final(elona116rfix2b)。


 ローグライクゲームと聞くと僕は『シレン』を想像するが、このゲームはむしろMMORPGに近い。
 まずは、種族、職業、フィート(特徴)、異名等を決め、プレイヤーキャラクターの作成から始まる。

 『Elona』の世界観は、基本的にテンプレな剣と魔法の世界。
 選択可能な種族は、人間、ドワーフ(丘の民)、エルフ(エレア)、ゴーレム、かたつむり等々。
 選択可能な職業は、戦士、魔法使い、神官、狩人、遺跡荒らし、ピアニスト、観光客等々。
 そして、フィートと呼ばれる有益な特徴と、ランダムに生成される異名を決めてゲーム開始。



 Wikiの初心者ガイドに従い、種族は新王国の人間であるイェルスを、職業は戦士を選択。
 フィートもWikiのお薦めに従い、運2、速度1にしておいた。外見等は面倒なのでデフォ。

 そして、最も重要な異名は「時計仕掛けの未来」!!
 言葉の意味はわからんがとにかくすごい中二だ(笑)。
 直訳するなら、ルビは「Clockwork future」又は「Future ex machina」か。
 ここは意訳して「ラプラス」……、いや、ちょっと捻って「ラプラスマイナス」……。


 閑話休題。


 操作方法。
 このゲームでは、zキーを押すと、左下に行動選択メニューが表示される。



 だが、これは非常に面倒なので、早めにショートカットキーによる操作を覚える方が良い。
 キーボード以外にパッドも使えるが、同じ理由でこのゲームでは非推奨。



 ?キーを押すと、ショットカットキー一覧が表示される。
 この画面のSSを確認しながらゲームを進めていく内に操作は覚えた。




 食事。
 ローグライクゲームらしく、このゲームは時間が経つと腹が減る。
 そのままだと餓死してしまうが、食事する金が無い、又はあっても払いたくない時は……、



 街中にあるパンや兵糧や果実をいただいてしまおう。

 自分の物ではないので、当然拾って(g)懐に入れる事は出来ないが、



 その場でこっそり食べる(e)事は可能(笑)。
 それによるペナルティーも無し。



 また、果実の木に体当たり(b)する事で、生っている実を手に入れる事が可能。

 ただし、こういった食べ物は未鑑定なので、呪われている場合もある。
 呪われた食べ物を口にすると、嘔吐して更に満腹度が減ってしまうので餓死に注意。

 また、嘔吐すると体重が減る場合があり、



 気付いたら、ゲーム開始時は72kgあった体重が24kgまで減っていた(笑)。



 宿屋等で売っている旅糧は安く、グローバルマップ上では自動的に食べてくれるので便利。
 ただ、スティックパン、兵糧、旅糧等には、能力値を鍛える効果がない。
 慣れて来たら、自分の鍛えたい能力値が上がる食べ物に切り替えた方が良い。




 睡眠。
 食事と同様、このゲームでは定期的に睡眠を取る必要がある。



 状態が「睡眠可」又は「要睡眠」の時に、ベッドを使う(t)事で眠る事が可能。
 宿屋のベッドだろうが、王様のベッドだろうが、使用料は取られない。
 睡眠は、要睡眠状態の解消、HP、MP、SP及び状態異常の回復のみならず、能力値も上昇させる。



 寝袋やマイベッドを持ち運べば、何処でも睡眠を取る事が可能。
 ベッドの質は、得られる睡眠経験値に影響するそうだ。



 なお、このデータでは、バグで重量制限が無視されている。
 調べたところ、総重量が21474.8sを超えると、オーバーフローを起こすそうだ。
 店内にムーンゲートがニョキニョキ生えていたので換金していたら、こういう事に。
 便利だが、重量挙げスキルが上がらないので良いのか、悪いのか……。




 鑑定。



 未鑑定のアイテムは、足元を見られて買い叩かれるので、一度鑑定が必要。
 一度鑑定すれば、以後モンスターの骨片等が適正価格で店に売れる様になる。
 ただし、装備品は店では二束三文でしか買い取ってもらえないので注意。




 依頼。
 ゲーム序盤の金策は、街にある掲示板を見て、依頼を受けるのが基本。



 序盤に受ける依頼は、調達、交換、料理等がお薦め。
 どの様な手段でアイテムを用意したかは問われないので、



 手持ちや店で売っているアイテムを確認して、



 手に入るアイテムの依頼を受ければ良い。


 また、チュートリアルで『ロミアス』から教わる穴掘り(D)(大文字注意)も役立つ。



 街の壁を掘っていると鉱石が手に入るので、売っても良いし、依頼用に取っておいても良い。
 金貨も手に入るし、耐久も上がるので、暇な時や寝る前は穴掘り推奨。
 依頼掲示板のある街の壁は、3日もすれば修繕されて元に戻る。
 勿論、『シレン』の「つるはし」の様に、ダンジョンの壁を掘る事も可能。


 演奏もある意味でお薦め。



 ……脳がエーテル病で壊れてやがる。

 それはさておき、



 このゲームでは、下手な演奏をすると聴衆から石を投げられ、場合によってはそのまま殺される。
 連れ歩いている仲間でさえ、下手な演奏には容赦なく石を投げて来る(笑)。

 具体的には聴衆の基本レベルの2/3より、演奏レベルが低いと投石されるそうだ。
 上で石を投げている『ロイター』はLv50なので、彼を満足させるには演奏Lv34以上が必要。
 序盤で演奏Lv34を達成するのは非常に困難、というか僕も未だ演奏レベルは16しかない。

 これでは、依頼を達成するのはどう考えても無理なので、



 代わりに聴衆を襲う。



 序盤の狙い目は、弱い上に必ず小銭を落とす乞食。
 稀にスリと寄生を防止する「乞食のペンダント」も落とすので、尚更狙い目。
 中立NPCや仲間への干渉は、iを押して方向キーからメニュー選択。



 なお、この世界では殺人権が法律で保護されているため、人を殺してもお咎めは無い。
 そもそも、人を殺したところで、壁と同様3日もすれば何食わぬ顔で復活する。

 街中で友好的NPCを殺した場合のみ、心が痛むのか、カルマが下がるが、パーティーは無礼講。
 普段は友好的なNPCでも、その多くが中立NPCとして扱われるので、殺しても何の問題はない。
 観光客や貴族の子供等、一部カルマの下がる例外は存在するので、そこだけは注意。
 そして、得てしてそういう連中ほど良い物を持っているので、カルマと相談しながら……。


 依頼を無視して稼ぐなら、収穫もお薦め。
 マップ内に存在する壺を壊すとアイテムが手に入る。
 場合によっては、依頼達成より良い金になる事も。

 普通に依頼達成を目指すなら、作物の種類に注意。
 収穫では重量だけが問われるので、軽い作物ばかりを収穫するのは非効率的。
 基本的な重量は、ウリ>苺>リンゴ>レタス>ブドウ>レモン>さくらんぼ。
 また、作物の重量はマップの端に近付くほど大きくなるそうだ。


 レベルが上がり、他の街への移動が可能になれば、配達や護衛依頼が達成可能になる。
 配達時は、店に必要アイテムを売らないよう、よく冒険日誌の確認(j)を(笑)。
 また、護衛には内容により、通常、襲撃、病人の3種類がある。
 襲撃は暗殺者が襲って来るので高難易度、病人は期限が短くてほぼ達成不可能なものも。
 逆に「急ぎの護衛」とあるのに実際には日数に余裕のある依頼もあり、これは狙い目。




 交易。
 街間の移動が可能になると、交易で金を稼ぐ事が出来る。



 酒場にある交易店で特産品を買い、それを他の街の交易店で売却。
 これを繰り返す事で、依頼とは比較にならないくらい金が貯まっていく。
 交易品の売買価格は街ごとに異なるので、何が儲かるかはWiki参照。

 なお、交易品と旅糧は、ゲーム開始時から所持している「荷車」に自動的に載せられる。
 上の画面では、右下の「Cargo」の数値が、



 ステータス画面(c)では、中央下部の荷車重量が、現在の荷車に載せられている重量。
 これが下の「荷車限界」を超えていると、重量超過で鈍足になってしまう。
 その場合、グローバルマップの移動だけでなく、戦闘中の行動回数も激減するので非常に危険。




 盗賊団。
 グローバルマップではモンスター以外に、盗賊団に襲われる事がある。



 盗賊団は強いので、備えがなければ降参するのが無難。



 降参しないのであれば、テレポートの巻物や杖や魔法で逃げてしまおう。
 戦闘マップの端から外に出れば、盗賊団を振り切る事が出来る。
 巻物を読むのはr、杖を振るのはZ(大文字注意)、魔法を唱えるのはv。




 帰還交易。



 重量超過時も帰還の巻物や魔法は使用可能。
 なので、街の隣に自分の家を建てれば、



 大量の交易品を一瞬で遠くの街に運ぶ事が可能。
 わが家や街の上ではモンスターも盗賊団も出現しないので安全。

 わが家の建築はグローバルマップ場で権利書を読む(r)事で可能。
 ただし、新たに家を建てると、前の家は消滅してしまうので注意。
 前の家にあったアイテムは自動的に新居へ転送される。




 わが家。



 最初はパルミアに建てていたわが家だが、帰還交易のために最近ノイエルに引っ越した。
 自らが所有する物件は、ハウスボードを使う(t)事で模様替えが可能。
 色々と弄ってはいるが、家具は足りないし、センスもないので、まだまだ完成には至らず。



 左下、使用人部屋。
 現在は、メイド、バーテンダー、魔法店、何でも屋、ブラックマーケット店主を雇っている。



 ちなみに、仲間ペットはこんな感じ。

 なお、他と見分けが付かないので、少女はキャラチップを差し替えている。
 このゲームでは装備品に「翼」があるのが良いね。天使可愛い。



 右下、作業部屋。
 各種ツールが置いてあり、釣りも出来る。



 おたまじゃくしが釣れたので、調理して仲間に食べさせよう。
 僕は死んでも食べたくない……。



 左中央、娯楽室。
 カジノテーブル、ガシャポン、ピアノ等が使用(t)可能。



 カジノテーブルではブラックジャック……という名の似て非なるゲームがプレイ出来る。

 純粋に21に近いかどうかを競うゲームとなっており、プレイヤーとディーラーは対等。
 こちらがバーストしても、ディーラーがバーストすれば引き分けとなる。
 幸運の日はヒットするカードが良くなるし、イカサマも可能なので、むしろプレイヤー有利か。

 ナチュラル21もスプリットもダブルダウンも、特殊ルールは一切なし。



 本来、ディーラーは17以上になるまでカードを引くのだが、この様に16以下でやめる事も。

 このゲームでは最初に賭けチップを決め、連勝数に応じて景品がもらえる。
 1枚賭けで4連勝すると、高確率で貴重なエーテル抗体ポーションが手に入る。



 右中央、厨房。
 趣味で調理器具を並べている。



 右上、自室。
 これも完全な趣味部屋。



 左上、拷問部屋。
 来客の身包みを剥いだり、サンドバッグに吊るしたり、捕まえた敵をシェルターに監禁したり。
 遺伝子合成もしたいのだが、なかなかモンスターボールが手に入らない。



 メイドに話し掛けると、家の名前を考えてくれる。
 家の名前は異名同様にランダムで生成され、何度でも変更可能。
 今回は、異名に近い「機械仕掛けの金」にしておこう。
 ルビは、アダム・スミスからの連想で、「カミノミエザルテ」とか?




 井戸。



 この世界の井戸水は汚染されており、飲む(q)と様々な事が起こる。
 リロードを許容するなら、吟味して良い結果のみを得る事も可能。
 リロードを禁止するなら、下手に飲まない方が安全かも知れない。

 ちなみに、セーブして終了は、Esc or Sキー。
 セーブせずに終了するには、Alt+F4 or ウィンドウ右上の×印クリック。
 なお、特定の行動後には自動セーブされるので、リロードも万能ではない。
 まぁ、それならそれで、セーブデータのバックアップを取るという手もあるが。



 井戸の水を飲むと、1/100の確率で「願い」を叶えてくれる。
 叶えてくれる願いは色々ある様で、詳細についてはWiki参照。
 お約束として、「ギャルのパンティー」を願い、貰う事も出来る。

 ペットは空腹時、勝手に井戸の水を飲もうとし、落ちて死んでしまう事がある。
 防止するには、翼等「浮遊させる」効果を持つアイテムを装備させること。
 なお、死んだペットは、酒場にいるバーテンダーに金を払えば復活させてくれる。
 街での待機を命じたペットも、バーテンダーに話し掛ける事でパーティーに復帰する。




 エーテル病。
 この世界では3の倍数月初旬にエーテルの風が吹き、エーテル病を促進させる。
 エーテル病を発症すると、同時に悪性変化が起こるので、該当月初旬は外出を控えた方が無難。
 わが家や宿屋のシェルター内にいれば、エーテルの風の影響は受けない。
 エーテルの風は3か月に1度しか吹かないので、一度風がやめば暫く安心。

 もっとも、通常時もエーテルの風時の1/1000の速度で、エーテル病は進行している。
 エーテル病が発症した場合は、エーテル抗体のポーションを飲むと症状が緩和される。
 エーテル抗体はエーテル病を2段階、祝福されたエーテル抗体はエーテル病を3段階治す。
 なお、エーテル病は20段階まで進行すると死亡するそうだ。




 死亡。
 死亡時は遺言のあと、「這い上がる」と「埋まる」の選択肢が出現する。
 這い上がると、所持金の1/3と所持品の一部を喪失、主能力の一部が低下し、自宅からリスタート。
 埋まると、セーブしたところからリスタート。
 拘泥りがなければ、素直に埋まっておいた方が無難。




 ゲームの終わり方。
 理不尽な目に遭い、『Elona』クオリティーを満喫する。
 「こんなクソゲー二度とやるか!」と叫んで、「Elona」フォルダを削除する。




 現在。



 このイカレた世界にも幾許か慣れ、どうにかLv25まで生き延びた。



 装備品はこんな感じ。
 戦闘スタイルは大剣+機関銃で、最近は「帰還」等の非戦闘系魔法も覚え始めた。
 魔法は重装備だと成功率が下がるが、非戦闘時なら装備を外してから唱えれば良いし。

 もっとも、最近はあまり戦闘せず、依頼や交易で金稼ぎばかりしている。
 手に入れた金は、自宅の店に投資したり、家具を揃えたり……。
 メインストーリー? そんなのあったっけ?


 仲間。



 ゲーム開始時にもらった、ペットの少女。



 メイン武器は大槌。
 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~な撲殺天使。




 神の一柱「機械のマニ」から賜った、アンドロイド。



 メイン武器は銃。


 仲間の成長法等、未だに理解していないゲームシステムも多い。



 例えば、スキルに分配出来るボーナスって何?
 貧乏性なので、全く使っていないんだけど(笑)。






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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-04-01 16:23:25
スキルレベルは各々に関連する行動をしないと上がらないんですけど、
ボーナスポイントを使うとすぐにスキルレベルを上げることができますよ

この調子でヴァリアントにも手を出すと面白いですよ
返信する
Unknown (Unknown)
2018-04-02 21:35:09
ああ、とうとう時間泥棒に手を出してしまったか…
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