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週刊少年ジャンプ 感想

2015-06-08 22:57:21 | ジャンプ
週刊少年ジャンプ 2015年28号 感想


暗殺教室

 茅野ちゃんの後遺症は軽いもので済み、明後日―――1月8日には退院出来るらしい。

 お見舞いに来た渚に、キスの事を謝られた時は平静を装っていた茅野ちゃんが、



 皆が帰った途端、身悶えするところは可愛かった。


 新学期初日。
 渚は放課後にクラスメイトを集めると、1つの提案をした。



 渚の提案、それは殺せんせーを助ける方法を探すこと。
 そして、倉橋さんや片岡さんをはじめ、少なくない生徒が渚の意見に賛同する。


 その一方で、



 中村さんはハッキリと反対を表明。



 中村さんが反対した理由は、殺せんせーが口にした暗殺者と標的という絆。
 確かに、前回の殺せんせーは、その授業きずなは殺す事でのみ修了出来ると言っていたね。



 生かすべきか、殺すべきか、それが問題だ。

 良いね、良いね。こういう意見の対立。
 皆が皆、同じ意見というのでは気持ち悪い。
 渚の提案に賛成/反対だけじゃなくて、他の意見も出ないかな?


 僕としては、各自正しいと考える道を選べばそれで良いと思う。
 でも、その成功率を高めるためには、協力者は多いに越した事はないよね。
 まだ決めかねている生徒もいるだろうし、まずは賛成派と反対派で浮動票の奪い合いかな?




火ノ丸相撲

 沙田が変わった理由。

 それは、天王寺に何も出来ぬまま惨敗したため。
 生まれて初めて「勝てない」「勝てる気がしない」と思ってしまったため。
 自分に勝った潮が、久世草介に負けたため。



 そして何よりも、不意に自分の目から零れ落ちた涙に、



 どれだけ相撲が好きだったか、教えられたためだった。
 悔し涙を流しながらも、自分にそんな資格はないと自嘲する沙田が泣ける。

 そして、潮と立ち会った時の鬼気迫る形相を思い出し、



 あの時の潮と同じ気持ちで土俵に立つ沙田の姿は燃えるね。


 直後の柴木山親方のセリフも良かった。



「…若者に大声で言いたい事ではないが
 時には『夢』や『希望』なんかよりも
 『怒り』『嫉妬』『屈辱』『焦り』
 そんな負の感情が 人を奮い立たせる事もある…」

 こうやって、「負の感情」を安易に否定しないところは好き。
 そもそも、主人公の潮からして、少なからず「負の感情」を持っているからなぁ。


 沙田は、進化した上手出し投げ「上弦之月・朧」で大河内くんを瞬殺。
 その速さと無駄の無い動きは、対者が廻しに触れられた事にさえ気付かない程なのだとか。

 大河内くんも気圧されずに頑張ったけど、さすがに相手が悪過ぎたね。
 今回のエピソードを見て彼も応援したくなったので、個人戦では結果を残して欲しい。




斉木楠雄のΨ難

 今回は、斉木が肩こりを治す話。

 肩こり……。
 僕、肩こりというものが、イマイチよく分からないんだよね。
 人に触ってもらっても、凝ってないと言われて終わりだし。

 さて、斉木は肩こりの度合いも尋常ではないらしい。
 両親が木刀、鉄パイプ、アイスピックを試したが通用せず、仕舞いに借りて来たのがコレ。



 気持ち良さそうな斉木の顔に和む。
 初めて知ったけど、ランマーという名前なんだね、コレ。
 今回は、アイスピックを突き刺したり、建築機械を押し当てたりと、両親の躊躇の無さが笑えた。




温泉街のメデューサ

 読み切り。
 『ジャンプ+』でやっている作品らしい。



 ヒロインがメデューサなよくあるラブコメ。
 ただ、ヒロイン視点で話が進むのは、少年誌では珍しいかな。





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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-06-08 23:54:57
ヨーロッパでは肩こりっていう概念すらないそうですよ
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 00:13:29
殺せんせーのあの状態は中学生がどうこうした所でどうにかなるレベルなんでしょうかね
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 02:08:42
↑だからこそ意見が割れるんじゃ?
なんとかできる状況だと思うなら皆なんとかしようと考えるんじゃないかな。どうしようもないと中村さんは判断したからこそ生かす方法っていうのが現実からの逃げって見てるんだと思う。

てか相撲面白すぎ。
いっつも思うんだけど、この人のセイフ回し本当にセンスあると思う。
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 03:04:46
ここまで来ると高校最強の天王寺ってのがどんな奴なのかますます気になる
やっぱり妹とは似ても似つかない豪傑なんだろうか
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 09:42:04
「放っておいても死ぬ」と言われた茅野ですら、キスでどうにかなってしまいましたし
あの触手は架空の物質ですから、どういう理屈で治せるか、
そもそも治るのかどうかなんて作者のさじ加減次第ですし
何とでもなるでしょう
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 11:47:00
 さじ加減でどうにかなる、はそうなんだけどね・・・
ほぼ、律だのみ以外やりようがないしな、資料集めや研究所のやらのハッキングによる情報収集ができてもそこから先がなあ、{校長ならどうにかできるかな?}
肝心なところをクラスメイトが手出しできい時点で他の大人達に任せた方がまし。
渚達はそんな余裕あれば暗殺成功に頑張った方がいい
{暗殺状況はいまだ無理ゲーレベルのままなのが面白くない}
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 14:48:12
相撲は勝負に入るまでの盛り上げ方が本当うまいよなぁ
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 17:03:47
中村さん達の覚悟は凄いと思う。
でも、本当に殺すことできるのかな?
相手は恩師。暗殺の訓練をうけたとはいえ、自分等は人を殺したことない中学生。
殺せんせーを助けるのと同じくらい難しいんじゃないかな?
仮に殺せたとしても、それはビッチ先生のいう「自分の気持ちを殺しながら相手を殺す」愚かな殺し方な気がする。
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 19:02:03
殺すか救うかは作者のさじ加減一つだからあれこれ予想するだけ無駄だな
ただ、暗殺教室は肩透かしのオチに定評があるから、
殺すにせよ救うにせよ、しょーもないオチになることだけは予想できる
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Unknown (Unknown)
2015-06-09 19:21:48
ヒロインがメデューサなよくあるラブコメ。

そんなものよくあってたまるか!
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