第17話 湯町の子②
今回は、奈良県代表にして、のちの「阿知賀のレジェンド」、赤土晴絵が登場。
そして、幼い頃の玄ちゃんと宥姉、更に生前の松実母も登場。
松実母の名前は「松実露子」。
公式に名前が出て来たのは、これが初めてかな?
「諸星ウルミ」や「水原プロ」みたいに設定変更の可能性もあったけど、これで確定だね。
さて、赤土晴絵に麻雀を教えたのは、この露子さんだった様だ。
教えたのは「ルールと簡単な心がけ」だけだと言うが、後者については是非詳しく教えて欲しい。
何せ、「もう少しドラを大事にしなさい」の一言で、ドラゴンロードを誕生させてしまったお人だし。
閑話休題。
師に褒められた赤土晴絵は、「運が良かった」と謙遜しつつも、「相手が弱い」と切って捨てる。
だが、言うだけの事はあり、赤土晴絵はこの年で既に対戦相手の研究を行っているらしい。
それも、牌譜を読むだけではなく、映像から癖や表情の解析までしていたというから末恐ろしい小4だ。
確かに、ここまでしている赤土晴絵に「ガチな子が少ない」と言われたら、返す言葉がないな。
『阿知賀編』の準決勝でも見せた通り、赤土晴絵はその手の情報を読み取り、活用するのが得意な様だ。
闘牌シーンを見ないと断言は出来ないけど、既存のキャラで喩えるならキャプテン+フナQといった感じ?
場面は変わって、こちらは島根県代表の慕。
県大会で優勝した慕だが、結局母から連絡が入る事はなかった。
慕母は何処かで記憶喪失になっていて、偶然に見た慕の姿をキッカケに記憶を取り戻す。
そんなベタな予想をした人もいたみたいだけど、慕自身はそれが甘い考えだと自覚していた。
それでも、自分に出来る事は何でも試そうと、慕は全国で優勝する事を固く心に誓う。
翌日。
多目的室で閑無ちゃんがゲームをしていたところ、慕が後ろから覗き込んだ。
「やばい写真とかじゃなくてよかったよホント」
慕に「あるの?」と訊かれ、「ねーよ!」と返した閑無ちゃんだけど、はやりんの写真とか入れてそう。
そして、杏果さんに、しっかりと把握されてそう。
さて、せっかく多目的室に集まった慕たちだが、この日は珍しく麻雀をする面子が揃わなかった。
そこで、慕はここにはやりんを呼んではどうかと提案する。
そんな慕の提案に「今日だけ今日だけ」「どうせどうせ」と連呼する閑無ちゃん可愛い。
そして、そんな閑無ちゃんを無言で見詰める杏果さんがちょっと怖い。
閑無ちゃんが連絡すると、はやりんはすぐにやって来た。
はやりんは、家から湯町小までバスで30分と、割と近くに住んでいたのだそうだ。
と言っても、一般的な小学生にとっても、「バスで30分」が近いのかどうかは知らないが。
第1話で電車もバスも使えなかった慕に比べると、いつでもバスが使えるはやりんは裕福だよね。
それは、アイドル活動の収入があるからなのか、それとも単純に慕よりお小遣いが多いのか?
慕、閑無ちゃん、杏果さん、はやりん。
松江こども麻雀大会のファイナリスト4人が再び卓を囲み、闘牌開始!!
開局早々、慕は珍しく視線を鋭くして言葉を発する。
「はやりちゃん胸おっきくなったね」
それはさておき、東1局の3巡目、慕に聴牌が入った。
ドラのにがくっ付き、嵌待ちの役なしドラ1聴牌。
ここから、慕は素直にを切ってリーチを掛けた。
最近のセオリーだと、ドラ1の嵌張待ちはノータイムでリーチだね。
ドラがなので、手変わりらしい手変わりもほとんどないし。
でも、このリーチは和了れず、1人聴牌で流局。
そして、この日の麻雀は、はやりんの圧勝で終わった様だ。
前回誓った通り、はやりんは自らの成長速度を速めて、着実に力を付けている模様。
島根県の代表は慕1人だが、代表の人数は県によって異なるそうだ。
半数の県は1人か2人だというのに、神奈川県の代表はなんと18人。
そして、その18人の中に、
慕は横浜にいた頃の友達の名前を発見する。
代表になった娘は、千代崎小6年・鈴木兒生。
兒生って、口数の少なかったこの娘かぁ。
面影は残っているものの、2年の間に結構感じが変わっていてちょっと驚き。
兒生たちは、慕が去年大会に出たと聞いて、自分たちも出てみようと思ったのだそうだ。
ただ、露木さんは予定が合わず、結果的には不参加。
石渡も残念ながら、代表にはなれなかったらしい。
兒生の口振りからすると、石渡は不運にも三尋木咏と当たってしまった模様。
電話で話すのは久しぶりだという慕と兒生。
「早く白築と会いたいな」、そう兒生が口にしたところで次回へと続く。
次回は表紙&巻頭カラーで、次の2月25日発売号掲載。
それと同時に、2月25日は『シノハユ』最新刊発売。
今回は、奈良県代表にして、のちの「阿知賀のレジェンド」、赤土晴絵が登場。
そして、幼い頃の玄ちゃんと宥姉、更に生前の松実母も登場。
松実母の名前は「松実露子」。
公式に名前が出て来たのは、これが初めてかな?
「諸星ウルミ」や「水原プロ」みたいに設定変更の可能性もあったけど、これで確定だね。
さて、赤土晴絵に麻雀を教えたのは、この露子さんだった様だ。
教えたのは「ルールと簡単な心がけ」だけだと言うが、後者については是非詳しく教えて欲しい。
何せ、「もう少しドラを大事にしなさい」の一言で、ドラゴンロードを誕生させてしまったお人だし。
閑話休題。
師に褒められた赤土晴絵は、「運が良かった」と謙遜しつつも、「相手が弱い」と切って捨てる。
だが、言うだけの事はあり、赤土晴絵はこの年で既に対戦相手の研究を行っているらしい。
それも、牌譜を読むだけではなく、映像から癖や表情の解析までしていたというから末恐ろしい小4だ。
確かに、ここまでしている赤土晴絵に「ガチな子が少ない」と言われたら、返す言葉がないな。
『阿知賀編』の準決勝でも見せた通り、赤土晴絵はその手の情報を読み取り、活用するのが得意な様だ。
闘牌シーンを見ないと断言は出来ないけど、既存のキャラで喩えるならキャプテン+フナQといった感じ?
場面は変わって、こちらは島根県代表の慕。
県大会で優勝した慕だが、結局母から連絡が入る事はなかった。
慕母は何処かで記憶喪失になっていて、偶然に見た慕の姿をキッカケに記憶を取り戻す。
そんなベタな予想をした人もいたみたいだけど、慕自身はそれが甘い考えだと自覚していた。
それでも、自分に出来る事は何でも試そうと、慕は全国で優勝する事を固く心に誓う。
翌日。
多目的室で閑無ちゃんがゲームをしていたところ、慕が後ろから覗き込んだ。
「やばい写真とかじゃなくてよかったよホント」
慕に「あるの?」と訊かれ、「ねーよ!」と返した閑無ちゃんだけど、はやりんの写真とか入れてそう。
そして、杏果さんに、しっかりと把握されてそう。
さて、せっかく多目的室に集まった慕たちだが、この日は珍しく麻雀をする面子が揃わなかった。
そこで、慕はここにはやりんを呼んではどうかと提案する。
そんな慕の提案に「今日だけ今日だけ」「どうせどうせ」と連呼する閑無ちゃん可愛い。
そして、そんな閑無ちゃんを無言で見詰める杏果さんがちょっと怖い。
閑無ちゃんが連絡すると、はやりんはすぐにやって来た。
はやりんは、家から湯町小までバスで30分と、割と近くに住んでいたのだそうだ。
と言っても、一般的な小学生にとっても、「バスで30分」が近いのかどうかは知らないが。
第1話で電車もバスも使えなかった慕に比べると、いつでもバスが使えるはやりんは裕福だよね。
それは、アイドル活動の収入があるからなのか、それとも単純に慕よりお小遣いが多いのか?
慕、閑無ちゃん、杏果さん、はやりん。
松江こども麻雀大会のファイナリスト4人が再び卓を囲み、闘牌開始!!
開局早々、慕は珍しく視線を鋭くして言葉を発する。
「はやりちゃん胸おっきくなったね」
それはさておき、東1局の3巡目、慕に聴牌が入った。
ドラのにがくっ付き、嵌待ちの役なしドラ1聴牌。
ここから、慕は素直にを切ってリーチを掛けた。
最近のセオリーだと、ドラ1の嵌張待ちはノータイムでリーチだね。
ドラがなので、手変わりらしい手変わりもほとんどないし。
でも、このリーチは和了れず、1人聴牌で流局。
そして、この日の麻雀は、はやりんの圧勝で終わった様だ。
前回誓った通り、はやりんは自らの成長速度を速めて、着実に力を付けている模様。
島根県の代表は慕1人だが、代表の人数は県によって異なるそうだ。
半数の県は1人か2人だというのに、神奈川県の代表はなんと18人。
そして、その18人の中に、
慕は横浜にいた頃の友達の名前を発見する。
代表になった娘は、千代崎小6年・鈴木兒生。
兒生って、口数の少なかったこの娘かぁ。
面影は残っているものの、2年の間に結構感じが変わっていてちょっと驚き。
兒生たちは、慕が去年大会に出たと聞いて、自分たちも出てみようと思ったのだそうだ。
ただ、露木さんは予定が合わず、結果的には不参加。
石渡も残念ながら、代表にはなれなかったらしい。
兒生の口振りからすると、石渡は不運にも三尋木咏と当たってしまった模様。
電話で話すのは久しぶりだという慕と兒生。
「早く白築と会いたいな」、そう兒生が口にしたところで次回へと続く。
次回は表紙&巻頭カラーで、次の2月25日発売号掲載。
それと同時に、2月25日は『シノハユ』最新刊発売。
社会人になるまで髪型が一緒なの?
母親の記憶はあまりないかもしれないけど麻雀は伝わってるんだね
赤土さんは子供らしい不遜な態度ではあるけど、情報集めや相手のクセの読みは後々にも繋がる重要な技術はこの時からずっと磨かれたのですね。
はやりん再登場はやや。成長もはやや(二つの意味で)。
だからすこやんを見た時にSANチェックに失敗してしまったのでしょう
しかし,この頃からデータ重視系とすると,すこやんは高3デビューか?>麻雀