第5話 閑無②
本編
初めての敗北を受け止め切れず、友達に当たり散らし、泣きながら家に帰って来た閑無。
家に着いてからも、閑無の心に浮かぶのは麻雀の理不尽さに対する不満だったが、
「自分は最適手を選択していたはず……… それなのにあの結果… 最悪だ… 最悪のゲーム
でも… このままずっと運のせいにしていたら
本当に負けたことになる気がする」
「つまり…!! 私はまだ完全に負けたわけじゃねェ!」
「敗北」の定義について認識を改める事で、閑無ちゃん復活。
挑戦し続ける限り負けじゃないなんて、閑無ちゃんってば意外とポジティブ。
ところで、1ページ目の「石飛閑無、初めての敗北…。」というアオリが、前回ラストと全く同じだね。
偶然同じものになってしまったのか、それとも前回からの続きだから意図して同じものを使ったのか?
翌日の学校。
敗戦のショックで「はやり」とか「惨敗」というワードに過敏に反応する閑無ちゃん可愛い。
にしても、朝からゴルフの話題で盛り上がっている女子小学生は渋いなぁ……。
放課後、閑無は友達を集め、打倒瑞原はやりを目標に、特訓を開始する事を宣言。
そして、友達を「スパー相手みたいなもん」と言い切る閑無ちゃんひどい。
友達との麻雀で、閑無ちゃんはこんな手を聴牌していた。
ドラ
待ちの門混中ドラ3。
そして、すぐに下家がを河に捨てたのだが、
閑無ちゃんは寛大にも、萬子の危険性を教えた上で、当たり牌を手に戻して良いと言う。
その説明を聞いた下家の子の「ほう」という返事が何とも可愛い。
こうやってハンデを与えながらも、閑無は和了るのは自分だろうと考えていた。
しかし、その数巡後、閑無ちゃんが切ったに下家の子からロンの声が掛かる。
ロン
和了手は、手に戻したを重ねての対々三暗刻。
閑無ちゃんにとっては完全に、情けを掛けたのが仇になった形。
相手が「トイトイ」と申告するも、正直に三暗刻も付くと伝えて8000点を支払う閑無。
和了ったお団子&目の上直線の子は、「杏果」という名前だったらしい。
微かに失敗した様な表情を浮かべる杏果に気付かず、周囲は閑無から和了った事を褒め称える。
一局の結果で勝ったとか負けたとか騒ぐのは、いかにも初心者らしい反応なのだが、
またしても思い通りにならなかった事で、閑無はつい暴言を吐いて多目的室から出て行ってしまう。
それでも、閑無は言い過ぎたかと反省し、すぐにUターンして多目的室の前まで戻って来た。
だが、部屋の中から自分の悪口が聞こえて来た事で立ち尽くし、閑無は再び多目的室に背を向けてしまった。
そのあと、閑無の友達の何人かは、ゲームがしたい、映画が観たい、ジュース飲みたいなどと言い出していた。
結局、この子たちにとって大切なのは「閑無ちゃんち」であって、閑無ちゃん本人ではなかったんだろうね。
そんな「友達」の様子を、話に加わらずにジト目で見ている杏果さんが怖い。
帰宅した閑無ちゃん。
パスタを食べる閑無ちゃんの隣には、「あやまる方法」というサイトを表示したPCの画面が。
困った時には即ネット検索って、閑無ちゃんは現代っ子だなぁ。
本編の主人公なんか高校生なのにも関わらず、PCどころか携帯さえ持っていないというのに。
しかも、はやりん(28)が小4(9~10)だった頃の話だから、本編より約18年も前なんだよね。
なお、この日の閑無ちゃんの夕食はレンジパスタ。
時代設定的なツッコミはさておき、閑無がレトルト食中心なのは料理上手な慕との対比なのかな?
せっかく「あやまる方法」を調べた閑無だったが、翌日の多目的室に顔を出したのは杏果だけだった。
気を使った杏果が家に行っても良いかと尋ねたものの、閑無は弱々しい笑顔でそれを断ってしまう。
だが、その翌日、
閑無が一人で多目的室にいると、杏果と共に友達2人が戻って来た。
何があったかは分からないけど、杏果さんの澄まし顔を見るに彼女が取り成したのかな?
そして、戻って来なかった2人は、杏果さんに始末されたんだろうか?
昨日、閑無が言えず仕舞いだった「ごめん」という言葉。
だが、それを飲み込み、代わりに閑無が口にしたのはこんな言葉だった。
「おまえらは私のことが好きじゃないかもしれないけど 私は麻雀が大嫌いだ!!
でもアイツに勝ちたいから 付き合ってほしい…!!」
う~ん、素直でないというべきなのか、むしろ素直だというべきなのか。
でも、ネットで調べた最適手を捨て、自らの言葉で友達に伝えるところは良いね。
麻雀でも人生でも、最適手と最良の結果は必ずしもイコールではないのだから。
そして、1年後。
転入生・白築慕が多目的室に現れ、次回へと続く。
特別付録
今号は特別付録のクリアファイル付き。
バレンタイン仕様のはやりんと閑無ちゃんが可愛い。
クリアファイルといえば、先日『咲-Saki- 全国編』のクリアファイルも家に届いた。
腕を組む、咲&のどっち可愛い。
ところで、西というのは日が沈む方角なので、世界中で死の象徴とされる事が多いらしいね。
麻雀の四風子連打も元は「西風子連打」で、が4枚連続なんて縁起が悪いから流局にしたそうだし。
その話とはこれっぽっちも関係ないけど、咲ってよく持ってるよね。
物語序盤では、決め手が2回連続でカンからの嶺上開花だったし。
次号予告
次号の『シノハユ』も表紙で登場。
また、次号の付録はアニメスタッフ描き下ろしの姫様&シロのポスターだそうだ。
本編
初めての敗北を受け止め切れず、友達に当たり散らし、泣きながら家に帰って来た閑無。
家に着いてからも、閑無の心に浮かぶのは麻雀の理不尽さに対する不満だったが、
「自分は最適手を選択していたはず……… それなのにあの結果… 最悪だ… 最悪のゲーム
でも… このままずっと運のせいにしていたら
本当に負けたことになる気がする」
「つまり…!! 私はまだ完全に負けたわけじゃねェ!」
「敗北」の定義について認識を改める事で、閑無ちゃん復活。
挑戦し続ける限り負けじゃないなんて、閑無ちゃんってば意外とポジティブ。
ところで、1ページ目の「石飛閑無、初めての敗北…。」というアオリが、前回ラストと全く同じだね。
偶然同じものになってしまったのか、それとも前回からの続きだから意図して同じものを使ったのか?
翌日の学校。
敗戦のショックで「はやり」とか「惨敗」というワードに過敏に反応する閑無ちゃん可愛い。
にしても、朝からゴルフの話題で盛り上がっている女子小学生は渋いなぁ……。
放課後、閑無は友達を集め、打倒瑞原はやりを目標に、特訓を開始する事を宣言。
そして、友達を「スパー相手みたいなもん」と言い切る閑無ちゃんひどい。
友達との麻雀で、閑無ちゃんはこんな手を聴牌していた。
ドラ
待ちの門混中ドラ3。
そして、すぐに下家がを河に捨てたのだが、
閑無ちゃんは寛大にも、萬子の危険性を教えた上で、当たり牌を手に戻して良いと言う。
その説明を聞いた下家の子の「ほう」という返事が何とも可愛い。
こうやってハンデを与えながらも、閑無は和了るのは自分だろうと考えていた。
しかし、その数巡後、閑無ちゃんが切ったに下家の子からロンの声が掛かる。
ロン
和了手は、手に戻したを重ねての対々三暗刻。
閑無ちゃんにとっては完全に、情けを掛けたのが仇になった形。
相手が「トイトイ」と申告するも、正直に三暗刻も付くと伝えて8000点を支払う閑無。
和了ったお団子&目の上直線の子は、「杏果」という名前だったらしい。
微かに失敗した様な表情を浮かべる杏果に気付かず、周囲は閑無から和了った事を褒め称える。
一局の結果で勝ったとか負けたとか騒ぐのは、いかにも初心者らしい反応なのだが、
またしても思い通りにならなかった事で、閑無はつい暴言を吐いて多目的室から出て行ってしまう。
それでも、閑無は言い過ぎたかと反省し、すぐにUターンして多目的室の前まで戻って来た。
だが、部屋の中から自分の悪口が聞こえて来た事で立ち尽くし、閑無は再び多目的室に背を向けてしまった。
そのあと、閑無の友達の何人かは、ゲームがしたい、映画が観たい、ジュース飲みたいなどと言い出していた。
結局、この子たちにとって大切なのは「閑無ちゃんち」であって、閑無ちゃん本人ではなかったんだろうね。
そんな「友達」の様子を、話に加わらずにジト目で見ている杏果さんが怖い。
帰宅した閑無ちゃん。
パスタを食べる閑無ちゃんの隣には、「あやまる方法」というサイトを表示したPCの画面が。
困った時には即ネット検索って、閑無ちゃんは現代っ子だなぁ。
本編の主人公なんか高校生なのにも関わらず、PCどころか携帯さえ持っていないというのに。
しかも、はやりん(28)が小4(9~10)だった頃の話だから、本編より約18年も前なんだよね。
なお、この日の閑無ちゃんの夕食はレンジパスタ。
時代設定的なツッコミはさておき、閑無がレトルト食中心なのは料理上手な慕との対比なのかな?
せっかく「あやまる方法」を調べた閑無だったが、翌日の多目的室に顔を出したのは杏果だけだった。
気を使った杏果が家に行っても良いかと尋ねたものの、閑無は弱々しい笑顔でそれを断ってしまう。
だが、その翌日、
閑無が一人で多目的室にいると、杏果と共に友達2人が戻って来た。
何があったかは分からないけど、杏果さんの澄まし顔を見るに彼女が取り成したのかな?
昨日、閑無が言えず仕舞いだった「ごめん」という言葉。
だが、それを飲み込み、代わりに閑無が口にしたのはこんな言葉だった。
「おまえらは私のことが好きじゃないかもしれないけど 私は麻雀が大嫌いだ!!
でもアイツに勝ちたいから 付き合ってほしい…!!」
う~ん、素直でないというべきなのか、むしろ素直だというべきなのか。
でも、ネットで調べた最適手を捨て、自らの言葉で友達に伝えるところは良いね。
麻雀でも人生でも、最適手と最良の結果は必ずしもイコールではないのだから。
そして、1年後。
転入生・白築慕が多目的室に現れ、次回へと続く。
特別付録
今号は特別付録のクリアファイル付き。
バレンタイン仕様のはやりんと閑無ちゃんが可愛い。
クリアファイルといえば、先日『咲-Saki- 全国編』のクリアファイルも家に届いた。
腕を組む、咲&のどっち可愛い。
ところで、西というのは日が沈む方角なので、世界中で死の象徴とされる事が多いらしいね。
麻雀の四風子連打も元は「西風子連打」で、が4枚連続なんて縁起が悪いから流局にしたそうだし。
その話とはこれっぽっちも関係ないけど、咲ってよく持ってるよね。
物語序盤では、決め手が2回連続でカンからの嶺上開花だったし。
次号予告
次号の『シノハユ』も表紙で登場。
また、次号の付録はアニメスタッフ描き下ろしの姫様&シロのポスターだそうだ。
あと一人はどんな子だろう
本編や阿知賀とはまた違った感じで面白いですね!
でもこのペースなら高校生編になるまでにホントに
100巻までいきそうですねw
裏番長→杏果
ところで時代設定ですが、なんか咲の舞台はけっこう近未来だっていう考察してるサイトがありましたね
18年前でも今よりは未来って可能性が高いのかもしれません