週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2015年08号 感想


暗殺教室

　２学期期末テストに於いて、Ｅ組は全員50位以内という悲願達成。
　おまけに上位争いでもＥ組はＡ組に勝利し、特にカルマは初の１位奪取という最高の結果に終わった。

　逆にＡ組は「殺意」が持続せず、後半の教科になるにつれて失速。
　この結果に「今のやり方ではＥ組に勝てない」と、理事長はＡ組生徒達から見限られてしまう。

　だが、Ａ組生徒が理事長にそれを伝えた次の瞬間、



　理事長は浅野を殴り飛ばしていた。



　不思議そうに自分の手を見る理事長を、浅野は「誤作動でも起こしたような顔」だと表現する。

　そして、その「誤作動」の延長なのか、



　理事長は、唐突に旧校舎の取り壊しを始め、代わりに新校舎の性能試験を名目とした虐待実施を宣言。

　更に、



　殺せんせーには解雇通知を突き付けた。

　う～ん、幼児的万能感を捨てられなかった大人が、思い通りにいかずに癇癪起こしてる形だなぁ。
　それが権力者だからタチ悪いけど、あまり無茶を言うと政府に超法規的措置を取られちゃう様な気も。
　いずれにせよ、予期せぬ延長戦が始まった理事長との勝負は、果たしてどう決着するのか？

　にしても、これだけ惨敗したのに、まだ「私の教育理論の完成形」云々と言える理事長はタフだよね。
　誰か、「今回は後半の教科で息切れしてましたが、完成形は１教科目からですか？」とか言わないかな？




僕らは雑には学ばない

　西尾維新原作、河下水希作画の読み切り。

　裸白衣の罰ゲームはやらないのか……。

　いや、カバの汗がピンク色だというのは知ってるよ。
　でも、「厳密には汗ではない」らしいから、大逆転もあるかと思ったのに。




食戟のソーマ

　おかわりにする意味ないじゃん！！




火ノ丸相撲

　土俵を降りた潮は、草介に勝てなかった事で他の部員に頭を下げた。



　そして、潮は苦笑を浮かべながら、「もっと頑張らんと」と口にする。

　そんな潮に対し、



「お前は… 頑張ってきたじゃないかよ
　これ以上何を頑張れば 潮は久世に勝たせてもらえるんだ…？」

　部長が心の中で掛けた、この言葉は優しく残酷で泣けた。


　帰り道。
　部長は、潮の感情を抑え、皆に謝る姿を見て、自分たちは１年生に背負わせ過ぎていたと後悔。
　そして、その背負わせているものを自分も一緒に背負って行きたいと、一度分かれた潮の後を追う。
　果たして部長は、潮に何と声を掛けるのか……と思ったら、先にレイナが潮の前に現れ、次回へと続く。
　こういっては何だが、潮の復活は時間を掛けてじっくりとやって欲しい。