第13局 微熱
副将戦開始。
のどっちをライバル視する透華。
しかし、残念ながら当ののどっちは、透華の事は眼中にない。
つか、たぶん咲の事しか眼に入ってない。
無視された上、深堀さんに跳ねられてしまった透華が哀れだった。
さすがの原村も、龍門渕透華には勝てないと噂するギャラリー。
これを聞いたマホが彼等に襲い掛かり、連れがマホを止めに入る。
こんな好戦的な子だったのか、マホって。
しかし、透華って、かませなイメージがあるけど、世間での評価は高かったんだなぁ。
風越控室。
ケータイを見ていた久保コーチだが、部屋を出て、何処かへ行ってしまった。
原作にはなかった話だが、何をしているのだろうか?
副将前半戦、東1局。
深堀さんがリーチを打つが、のどっち、透華共にあっさりベタオリ。
これを見て「ちょうチキン」なんて言っているギャラリーがいたが、デジタル的には当然。
リャンシャンテンから親リー相手にそれはどーだろ。
だけど、ワザワザ声に出して言わなくても。
今宮女子の田中さんは、原作以上にのどっち贔屓。
ネットで「のどっち」と同卓する透華。
この時は、を切ってリーチしようとしたら、のどっちの一通ドラ1に放銃してしまった様だ。
ちなみに、透華のHNは「とーか」らしい。
3人がオリに回り、東1局は流局。
続く東1局1本場は、のどっちが喰い断のみで和了る。
東2局、のどっちの親番。
をポン、チーと、親ののどっちは早々に二鳴きする。
いらっしゃいまし!!
一方の透華は、捨て牌のを大回転させてリーチ。
このリーチに対し、二副露ののどっちを含め、またしても全員がオリに回る。
平和の三面張だった透華だが、ツモる事が出来ずに流局。
緊張している自分を自覚するのどっち。
その理由は色々あるが、その中でも一番の理由は、やはり咲の事。
宮永さんが見てる――!
合宿での成果が現れ、緊張しながらも最高の状態へと近付いていくのどっち。
なお、のどっちの脳内では、深堀さんは「大きい人」、モモは「鶴賀の人」となっている。
また、原作では不明だった透華の事は「変な人」と認識している様だ。
南1局。
2巡目で七対子をテンパったのどっち。
深堀さんがすぐにを切るが、これを見逃し、単騎に受け変えてリーチを打つ。
これに対し、一発でを掴まされた透華は、現物でオリに回る。
は現物に窮すれば出てしまう牌だが、透華がを打つよりも早く、のどっちがツモ和了った。
※この辺のやり取りについては、原作の感想を参照。
のどっちに裏が乗らなかった事で安堵する透華。
しかし、結果的には、で打ち込まなかったのが幸運だとも言い切れない。
リーヅモ七対子だと、のどっちと透華の点差は、6400+1600で8000点離れる。
しかし、リーチ七対子への放銃なら、離れる点差は、3200×2の6400点で済んでいたのだから。
次鋒戦の四暗刻と同様、放銃した方が点差がつかないレアなケース。
赤面するのどっちを見て、その覚醒を悟る透華。
おはよう… おはようのどっち!!
じっくりたっぷり舐るように味わわせていただきますわ!!
妄想に耽る顔を深堀さんに凝視されている透華が笑えた。
南3局1本場。
モモから親リーが入り、深堀さんも索子の染め手臭。
ドラ
そんな中、待ちで聴牌したのどっち。
だが、振聴の上、残っている和了牌は、との2枚のみ。
更に、深堀さんがを切り、最後の和了牌もモモの手に。
しかし、のどっちはモモの切ったこのをポンし、同じ振聴でも5面張に受け変え、ツモ和了った。
中ドラ3で2000・3900は、2100・4000。
ところで、アニメでも「サブロッソ」は言わなかったなぁ。
当然と言えば当然だけど、このまま幻のセリフになってしまうのだろうか。
それはさておき、このシーン、切ってのツモというのをもう少し強調して欲しかった気がする。
原作だと、前巡に切ったばかりのを表にして置く→「は…?」→「ツモです…」だったのだが、アニメだと単に和了りに驚いているだけにも見えた。
それと、
鳴いても安牌3枚!
こっちは原作通りなのだが、やはりこのセリフが気になった。
鳴いても安牌3枚って言っているけど、が通っているから、5枚だよな。
アニメでは訂正するかと思ったんだけど。
↓(訂正)
動きの無い透華は無視するとして、深堀さんがリーチ一発目にを切っているため、親リーと深堀さんに対する共通安牌は4枚。
なお、初版の単行本だと、確かにタコスは「安牌3枚」と言っているのだが、コメント欄にあった通り、最近の単行本では「安牌4枚」に修正されていた。
また、「5門張」もちゃんと「5面張」に直した様だ。
相変わらず、この作者は頑張ってるなぁ。
のどっちのパーフェクトゲームを目前にし、燃え上がる透華。
その陰で、モモは静かに準備中。
原作と違い、アニメではいかにも何かありますって演出だよな。
原作がある作品なので、仕方ないところもあるけど、ちょっと勿体無い気が。
しかし、今回の展開も早かったなぁ。
個人的に、副将前半戦は、デジタル派対決という難しいテーマを見事に書き切った、本作品屈指の試合だと思っているので、もう少し時間を使って、河の描写とかに力を入れて欲しかったんだけど。
もっとも、そうすると、麻雀を知らない人を退屈させてしまうのか。
『麻雀を知っているファンを楽しませる』『麻雀を知らないファンも楽しませる』
「両方」やんなくっちゃあならないってのが「咲 -Saki-」のつらいところだな。
次回予告
次回サブタイトルは『存在』。
作者渾身の“隠し球”が登場。
副将戦開始。
のどっちをライバル視する透華。
しかし、残念ながら当ののどっちは、透華の事は眼中にない。
つか、たぶん咲の事しか眼に入ってない。
無視された上、深堀さんに跳ねられてしまった透華が哀れだった。
さすがの原村も、龍門渕透華には勝てないと噂するギャラリー。
これを聞いたマホが彼等に襲い掛かり、連れがマホを止めに入る。
こんな好戦的な子だったのか、マホって。
しかし、透華って、かませなイメージがあるけど、世間での評価は高かったんだなぁ。
風越控室。
ケータイを見ていた久保コーチだが、部屋を出て、何処かへ行ってしまった。
原作にはなかった話だが、何をしているのだろうか?
副将前半戦、東1局。
深堀さんがリーチを打つが、のどっち、透華共にあっさりベタオリ。
これを見て「ちょうチキン」なんて言っているギャラリーがいたが、デジタル的には当然。
リャンシャンテンから親リー相手にそれはどーだろ。
だけど、ワザワザ声に出して言わなくても。
今宮女子の田中さんは、原作以上にのどっち贔屓。
ネットで「のどっち」と同卓する透華。
この時は、を切ってリーチしようとしたら、のどっちの一通ドラ1に放銃してしまった様だ。
ちなみに、透華のHNは「とーか」らしい。
3人がオリに回り、東1局は流局。
続く東1局1本場は、のどっちが喰い断のみで和了る。
東2局、のどっちの親番。
をポン、チーと、親ののどっちは早々に二鳴きする。
いらっしゃいまし!!
一方の透華は、捨て牌のを大回転させてリーチ。
このリーチに対し、二副露ののどっちを含め、またしても全員がオリに回る。
平和の三面張だった透華だが、ツモる事が出来ずに流局。
緊張している自分を自覚するのどっち。
その理由は色々あるが、その中でも一番の理由は、やはり咲の事。
宮永さんが見てる――!
合宿での成果が現れ、緊張しながらも最高の状態へと近付いていくのどっち。
なお、のどっちの脳内では、深堀さんは「大きい人」、モモは「鶴賀の人」となっている。
また、原作では不明だった透華の事は「変な人」と認識している様だ。
南1局。
2巡目で七対子をテンパったのどっち。
深堀さんがすぐにを切るが、これを見逃し、単騎に受け変えてリーチを打つ。
これに対し、一発でを掴まされた透華は、現物でオリに回る。
は現物に窮すれば出てしまう牌だが、透華がを打つよりも早く、のどっちがツモ和了った。
※この辺のやり取りについては、原作の感想を参照。
のどっちに裏が乗らなかった事で安堵する透華。
しかし、結果的には、で打ち込まなかったのが幸運だとも言い切れない。
リーヅモ七対子だと、のどっちと透華の点差は、6400+1600で8000点離れる。
しかし、リーチ七対子への放銃なら、離れる点差は、3200×2の6400点で済んでいたのだから。
次鋒戦の四暗刻と同様、放銃した方が点差がつかないレアなケース。
赤面するのどっちを見て、その覚醒を悟る透華。
おはよう… おはようのどっち!!
じっくりたっぷり舐るように味わわせていただきますわ!!
妄想に耽る顔を深堀さんに凝視されている透華が笑えた。
南3局1本場。
モモから親リーが入り、深堀さんも索子の染め手臭。
ドラ
そんな中、待ちで聴牌したのどっち。
だが、振聴の上、残っている和了牌は、との2枚のみ。
更に、深堀さんがを切り、最後の和了牌もモモの手に。
しかし、のどっちはモモの切ったこのをポンし、同じ振聴でも5面張に受け変え、ツモ和了った。
中ドラ3で2000・3900は、2100・4000。
ところで、アニメでも「サブロッソ」は言わなかったなぁ。
当然と言えば当然だけど、このまま幻のセリフになってしまうのだろうか。
それはさておき、このシーン、切ってのツモというのをもう少し強調して欲しかった気がする。
原作だと、前巡に切ったばかりのを表にして置く→「は…?」→「ツモです…」だったのだが、アニメだと単に和了りに驚いているだけにも見えた。
それと、
鳴いても安牌3枚!
鳴いても安牌3枚って言っているけど、が通っているから、5枚だよな。
アニメでは訂正するかと思ったんだけど。
↓(訂正)
動きの無い透華は無視するとして、深堀さんがリーチ一発目にを切っているため、親リーと深堀さんに対する共通安牌は4枚。
なお、初版の単行本だと、確かにタコスは「安牌3枚」と言っているのだが、コメント欄にあった通り、最近の単行本では「安牌4枚」に修正されていた。
また、「5門張」もちゃんと「5面張」に直した様だ。
相変わらず、この作者は頑張ってるなぁ。
のどっちのパーフェクトゲームを目前にし、燃え上がる透華。
その陰で、モモは静かに準備中。
原作と違い、アニメではいかにも何かありますって演出だよな。
原作がある作品なので、仕方ないところもあるけど、ちょっと勿体無い気が。
しかし、今回の展開も早かったなぁ。
個人的に、副将前半戦は、デジタル派対決という難しいテーマを見事に書き切った、本作品屈指の試合だと思っているので、もう少し時間を使って、河の描写とかに力を入れて欲しかったんだけど。
もっとも、そうすると、麻雀を知らない人を退屈させてしまうのか。
『麻雀を知っているファンを楽しませる』『麻雀を知らないファンも楽しませる』
「両方」やんなくっちゃあならないってのが「咲 -Saki-」のつらいところだな。
次回予告
次回サブタイトルは『存在』。
作者渾身の“隠し球”が登場。
> しかし、リーチ七対子への放銃なら、離れる点差は、3200×2の6400点で済んでいたのだから。
そりゃー2人麻雀ならそうですが、4人ですから。
子なら親とはむしろ差が詰まるのも大事ですぜ。
場況が+6400、-1600、-1600、-3200になるのと
+3200、-3200、0、0になるのとどちらがいいかは
ルールと状況によるでFAです。
現時点トップ=清澄(のどっち)との差だけを気にするのは当然でしょう
トップじゃない親と差が詰まっても大した意味ないし
4巻の増刷時に"安牌4枚"に訂正されています。
5sはモモが切って深堀はポンしただけなので共通安牌ではないですね。
深堀さんがいたのを失念していました。
単行本の件と合わせて、修正します。