へぶつい (Heavenly Twins)

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咲 -Saki- 感想

2011-08-05 06:47:46 | 咲-Saki-
第85局 防塞


 前回は南入したところで終わったが、南1と南2は大きな動きもなく終わったらしい。
 続く南3局も流局し、ハッちゃんと愛宕妹は聴牌テンパイ、のどっちと塞は不聴ノーテンで終了した……のは良いのだが、



 さて また親番がまわってきたで
 てことは同時に…
 薄墨が北家…!!


 え、あれ?
 ハッちゃんは聴牌なんだから、連荘で次局も親番だよね?
 県大会が聴牌連荘だったんだから、全国も和了連荘じゃないよね?

 多忙のためか、最近はこの作者らしからぬ、細かいミスが目立つなぁ。
 こんな調子で、スピンオフや新TVアニメプロジェクトなんてやって、大丈夫なんだろうか?
 つか、こういうのをチェックするのって、本来は担当の仕事なのか?

 あと、ハッちゃんの北家は三度目なのに、柱は「前半戦、二度目の驚異襲来――…!!」で良いの?
 ……と、ちょっと思ったけど、東4局全体を通して「一度目」と数えるなら、別に間違いでも何でもないか。


 ともあれ、ハッちゃんの親は流れてしまい、副将前半戦は南4局オーラスに突入。
 恐らく単行本では、ハッちゃんの「テンパイ」は「ノーテン」に変更されるのだろう。



 南4局1本場  親:愛宕絹恵  ドラ:


 やはり愛宕妹も、末原さんからハッちゃん対策を教授されていた。

 北家のハッちゃんがを鳴いた時は、もう片方は絶対に鳴かせない。
 これを徹底するだけで、ハッちゃんの「鬼門」はいとも容易く封印出来てしまう。


 だが、塞と愛宕妹の2人が、ハッちゃんを封殺する戦略をとっても、



 デジタル派ののどっちが牌を絞らない。


 まぁ、そうなるよな。
 デジタル派は、他家がを鳴いてたって、条件が合えばを切る。
 例えば、まだ序巡で、自分の手がメンピンドラ1以上を狙えるとか、早和了りが可能だとか。

 ならば、北家がを鳴いたくらいで、オタ風のを絞る理由はない。
 ハッちゃんの能力を信じない、「そんなオカルトありえません」な、のどっちならば尚更の打


 を鳴いていたハッちゃんは、のどっちのをポンして、「鬼門」完成。
 包囲網が破られた塞は、仕方なく自らの能力を発動させて、ハッちゃんの手を“塞ぐ”。



 !?


 またしても、塞に能力を封じられ、「裏鬼門」のがツモれなくなってしまったハッちゃん。

   ツモ  ポン  ポン

「じゃあもうホンイツにしますー!!」

 と、四喜和を諦め、素直に混一色の聴牌を取ろうとするが、切り出したに、何とロンの声が掛かる。



 和了ったのは塞。
 七対子ドラドラで、6400の1本場は6700点。

 と、やけに「八」が多いのは、塞の神と同神だとされている、八衢比古やちまたひこ八衢比売やちまたひめからの連想?
 また、ドラのは、塞が掛けている片眼鏡モノクルを象徴しているのだろうか?
 あと、余談だが、僕は中国麻将の五門斉と七対の複合には、微妙に納得のいかないものを感じてしまう。


 ともあれ、これにて、副将前半戦は終了。
 塞の能力って、他家の和了りを封じている間は自分も和了れなくなる、なんて制限はないんだな。
 だが、非常に厄介に思えたこの「防塞」も、実は無制限に使える能力ではなかったらしい。
 それどころか、既に塞は限界に近く、「あと一局ならなんとかなるかも」程度の余力しかないそうだ。

 また、塞は今の状態を「トヨネの時みたいなツラさ」と表現していた。
 「トヨネ」って、確認するまでもなく、ミーハーで長身な姉帯豊音さんの事だよな。
 方向性は分からないけど、姉帯さんもハッちゃん並にヤバイって事か。


 物語は、塞の回想が始まって、次回に続く。



 雪の日に、先生として宮守女子にやって来た、熊倉トシさん。
 どうやら、塞の付けている片眼鏡モノクルは、トシさんのものだったみたいだ。
 でも、塞は片眼鏡モノクル無しでも、他者の気配を感じ取れる力があるみたいだね。



 それはそうと、僕ののどっちは、今回も「ノーテン」くらいしか、セリフがなかったな。
 まぁ、のどっち化しているから仕方ないけど、副将後半戦はどういう展開になるんだろう?
 同卓者からは、「清澄がダメすぎる…」なんて、散々な評価をされちゃってるケド。

 今のままだと、やっぱり「いつも通り」が、ハッちゃん相手に裏目りそうな感じ?
 それとも逆に、前半戦で塞を必要以上に消耗させた事が、有利に働くのだろうか?

 いずれにせよ、東発トンパツからののどっち化以外にも、もう少し何か欲しいよなぁ。
 タコスが、ツモスジをズラされても和了れるよう、弱点を克服していたみたいに。
 四校合同合宿で、部長はのどっちに、どんな別メニューを用意したんだろう?



 現在の点数状況は、清澄:106900点、姫松:138700点、宮守:90800点、永水:63600点。
 そして、各校の個人成績は、以下の通り。

 先鋒戦
 片岡優希      (清澄): 99900点(   -100点)
 神代小蒔      (永水):100700点(   +700点)
 上重漫       (姫松): 84400点( -15600点)
 小瀬川白望     (宮守):115000点( +15000点) 

 次鋒戦
 染谷まこ      (清澄):112800点( +12900点)
 狩宿巴     (永水): 93100点(  -7600点)
 真瀬由子       (姫松): 90600点(  +6200点)
 Aislinn Wishart(宮守):103500点( -11500点)

 中堅戦
 竹井久       (清澄): 97700点( -15100点)
 滝見春     (永水): 84800点(  -8300点)
 愛宕洋榎       (姫松):127500点( +36900点) ☆TOP
 鹿倉胡桃    (宮守): 90000点( -13500点)   

 副将戦(前半戦まで)
 原村和       (清澄):106900点( + 9200点)
 薄墨初美    (永水): 63600点( -21200点) ★WORST
 愛宕絹恵       (姫松):138700点( +11200点)
 臼沢塞     (宮守): 90800点( +  800点)



 上位2校と下位2校との点差が開き、一人大量失点のハッちゃん涙目(?)で副将後半戦へ。

 なお、次回掲載は、次の8月19日発売号。
 ……って、前号で原稿を落としたのに、大丈夫なの?
 最近は、次号掲載と聞くと、嬉しい反面、微妙に不安になってしまう。






巻末コメント



 近所の人に「お散歩ですか?」と声をかけられ「ウォーキングです」と答えてしまって悶絶。

 小林立りっつんかわかわ。






咲日和 ~龍門渕の巻~



 今回の『咲日和』は「龍門渕の巻」。
 衣の発案で、龍門渕の面々が、キャッチボールをする話。




 ころもころころみころころ ころころころりんすっとんとん。
 上の絵を浮かんで、僕の脳裏に浮かんだ謎の呪文。特に意味はない。


 衣たちがやっているのは、野球ではなく、あくまでキャッチボール。
 でも、残念ながら、咲世界には、麻雀の全国大会はあっても、キャッチボールの全国大会はなかったらしい。


 なお、次号の『咲日和』は、皆さまのご要望にお応えして、“あの巻”だとのこと。

 皆さまのご要望にお応え……。
 ああ、上柿さんや棟居さん再登場の千曲東の巻か。楽しみだな。





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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-08-05 11:23:08
連荘の件は重大なミスかもね
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Unknown (Unknown)
2011-08-05 21:02:54
はっちゃんえろ過ぎ!
コマによっては、はいてないじゃなくて、着てない!
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Unknown (Unknown)
2011-08-05 22:45:06
塞さんがどんどん美形に
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Unknown (Unknown)
2011-08-05 23:51:37
ちゃっかり「僕の」のどっちって書いてありますねw
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Unknown (Unknown)
2011-08-06 19:08:46
はっちゃんがこのままで終わるとは思えない。
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Unknown (Unknown)
2011-08-06 22:31:56
縛られたはっちゃんで初代零を思い出した
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Unknown (Unknown)
2011-08-06 22:50:36
>細かいミス
阿知賀編の激務がかなり影響してきてますね!!
88Pは流石にキツすぎるだろう・・・

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Unknown (Unknown)
2011-08-06 23:07:37
何風越ディスってんの・・・?
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Unknown (Unknown)
2011-08-07 20:56:06
この展開だと、のどっちがはっちゃんに役満振込みで火だるまになりそうだな。
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Unknown (Unknown)
2011-08-08 00:46:27
そういえば部長がフラグ立ててたしね

デジタルが悪いほうに作用しなければいいけどてきな
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