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死に立ち会えなかった無念

2024-07-30 09:37:16 | 日記
私の、父は66歳で、大阪で兄と二世帯住宅でした。

夜中、父が母に
「ちょっと背中をさすってくれるか?」と言い、ベットに寝ていた母は、畳に寝ていた父に近づこうと、豆球でしたが暗く30cm位の段差にころび、よろけながら父の背中を朝までさすっていたそうです。

開け方、母が兄に「お父ちゃんちょっとだいぶ苦しそうやから、近くの病院連れて行ったってくれへん。

兄は、朝イチで、10分くらいの総合病院へつれていきました。

長椅子に横になり、順番を待っていたのですが、なにせ沢山の病人で、だいぶ待っていたようです。

父が余りにも苦しそうだったので、兄はブチギレて看護婦に言ったそうですが、皆さんお待ちですからと、職業丸出しの返事に、もう誰も兄をとめれません!やーさんでも自衛隊でも無理!

兄は、父を背負って、勝手に診察室に入りました。

びっくりした医者は、すぐ父をみたのですが、「すぐ集中治療室へ!」

姉は、宝塚にいましたから、急遽こちらに向かってくるとのこと、私は旅行会社で北海道に、添乗に行っていました。

兄から連絡をうけ、代わりの社員に交代して翌朝、朝イチで伊丹にいきました。

途中、千歳から兄に連絡したら「お父ちゃん今家に帰ってきたわ、と言い、ちょっと頭がこんがりましたが、当日夜中、入院もせず兄と姉と母に看取られ、なくなりました、肝不全だったようです。

私は、私は父の死体を家に連れて帰って来たことが、やっとわかりました。

母は、ベットから落ちた事で鎖骨を骨折していました、しかし自分の痛みもこらえ、父を朝まで背中をさすってあげていたようです。

私は、家に帰って来た時は、布団に顔に白い布をかけ、やさしく眠っていました。

私は父の死に目には、あえませんでした。親不孝です。

これは、本当の夫婦の在り方と、子どもの親に対する恐ろしい愛情だとかんじた、父の死でした。
ではまた👋かっち


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