多摩川サイクリングロードの車窓から

AERO-R1

 俺が使っているヘルメットはOGKの中級グレードモデルであるSteairで、その前は同じOGKのREGAS(現在は絶版)でした。特にこだわりがあったわけではなく、シェアも大きいみたいだし日本人には日本製が合うだろう、という程度の考えでOGKを選んでいます。実際、今まで特に不満を感じたことはありません。


 しかしこいつも2年以上使ってヘタってきたので、OGKの新型エアロヘルメットであるAERO-R1を買いました。今日はこのインプレをしていきたいと思います。


 一昔前のエアロヘルメットは後ろに長い奇妙な形をしており、とてもとても普段使いできるようなシロモノではありませんでしたが、最近のは見た目が普通になって使いやすくなっています。この手のエアロヘルメットの代表格はボントレガーのバリスタ、カスクのプロトーネあたりですが、いずれもお値段が少々張るのが難点です。
 ところがAERO-R1のお値段はAmazon価格で17,000円台、普通のヘルメットと大差ありません。しかも重量はS/Mサイズなら205g。エアロを意識した製品は多少重くなるのが常なのに、この軽さは驚きです。
 というかですね、エアロ・軽い・安い・見た目も悪くない、だなんて非の打ち所が無いじゃありませんか。ホンマかいな?ちょっくら試してみようか。そう思ったのも購入の動機です。


 早速、お約束の計量の儀を執り行いました。なんとピッタリ205g!


 ちなみに先代のSteairは225gでした。長いことコイツを使ってきて特に重いと感じたことは無いですが、20g差はどれほど効くのでしょうか?


 なおAero-R1にはマグネットで取り付けるバイザーがついているのですが、それを含めると248gでした。


 バイザーをつけるとこういうルックスになります。取り外しは簡単なので、レース等の時だけバイザーを使って、普段は外しておくことになりそうです。



 これを購入してから3回ほど実際に使用してみました。まず一番気になるエアロ性能については、タイムが向上したり巡航速度が上がったりということはないのですが、湘南国際村のダウンヒルで首に感じる抵抗が減った感触がありました。効果は相応にあると思われます。
 フィット感は普通で、アジャスターの調整も問題なし。軽さについては、俺が鈍いからか全くわかりませんでした。
 次に冷却性能についてですが、エアロヘルメットというのは空気抵抗軽減のため冷却用の穴が少なくなっており、AERO-R1も例外ではありません。だから暑いかもと思っていたのですが、さすがにこの季節(12月)では全くそんなことはありませんでした。これについては夏に再検証をしてみたいです。

 最後にバイザーについて。一度だけ試してみたのですが、アイウェアと干渉することは無く問題なく使えました。エアロ性能は良くわかりませんでしたが、冷たい風が目に当たって涙が出てくる現象が起こりませんでした。ということは、顔の上半分に風が当たってないということなのでエアロ効果はあるのでしょう。
 暑い時期だと感想が変わるかもしれないので、これも夏の宿題ですね。

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