エアロヘルメットと言っても形が普通のとそう変わらないので、普段使いも出来るヘルメットという評価でしたが、空気の穴が少ないので夏場の使用については未知数でした。
・・・で、今はまさにその夏。それも例年にも増して厳しい暑さで、心配していた通り暑いし蒸れました。高速で走り続ける平坦レースならばあるいは大丈夫かもしれませんが、信号ストップが多い街中や速度の出ないヒルクライムでの使用は厳しいものがあります。
もう一つの難点は頭から水をかけてもうまく入らないこと。形状が形状なのでヘルメットの表面を流れていく水が多くなるのです。
ともあれ、夏場の普段使いには不向きということがわかったのでこれを買ってきました。
またまたOGK、通気性を重視したフラッグシップモデルのZENARDです。
軽量が売りのFLAIRも考えましたが、そもそも夏場の暑さが問題なのだから通気性を最優先することにしました。
あと・・・FLAIRは色彩がちょっと・・・↓
早速、恒例の重量測定の儀を執り行います。カタログ重量205gに対して210g・・・うーん、まあこんなもんでしょうか。AERO-R1は205gでしたからほとんど同じようなものです。
先日まで使っていたSTEAIRと並べてみると通気孔が大きいのが一目瞭然。特に頭頂部の穴の長さが目立ちます。
よく見ると頭頂部の穴がプラスチックの板で補強されています。レイフォースメント・ブリッジというご大層な名前だそうで。強度を落とさず、通気を良くし、なおかつ軽量化できるそうです。
もう一つの工夫がこのX字のプラ板。これもエアチャンネルプレートという名前があります。これによりヘルメットと頭の間に通気スペースを確保しています。
使ってみた感想ですが、通気性はAERO-R1よりも圧倒的に上。この季節だから暑いことは暑いのですが頭がモワッとする不快感はかなり改善しました。エアロ性能は落ちるのでしょうけど、そんな高速巡航はしていないので特に差は感じていません。重量差も5gなので体感できるレベルではないです。
このZENARDは発売が2,3年前で、最新のモデルではありません。それゆえフラッグシップモデルなのにお安い値段で買えました。それも含めて満足度はかなり高い買い物でした。
これでZENARDとAERO-R1の2個体制になるわけですが、それぞれ得意分野がはっきりしています。暑さとシチュエーションを見て使い分けていくことになりそうです。
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