新型コロナの「オミクロン株」の亜種で感染力が強いとされる「BA.2」について、来月の上旬には、東京の感染者のうち7割以上を占める可能性があるとの試算が報告されました。
厚生労働省で開かれた専門家組織の会合では、オミクロン株の亜種「BA.2」について、国内ですでに感染が広がっている「BA.1」と比べ、1人の感染者が何人にうつすかを示す「実効再生産数」が、26%高いとの試算が報告されました。また、感染してから別の人に感染させるまでの「世代時間」は、「BA.1」と比べて15%短く、このまま感染が広がった場合、4/1には東京の感染者のうち74%を占める可能性があるとしています。専門家組織の脇田座長は、全国的に感染者の数は減少傾向が続いているものの、「BA.2」の感染が広がることで「再び急速な感染が起きてもおかしくない」との考えを示しました。
最新の画像[もっと見る]
- 第4の選択肢で接種促進 政府、ノババックス製正式承認 3年前
- ノババックス製ワクチンの承認了承 厚労省専門部会、国内4種類目 3年前
- 中国3億7千万人が制限下 都市封鎖で、全人口の26% 3年前
- 銀歯公定価格、8%値上げ 5月、ロシア侵攻で高騰 3年前
- 4回目接種も視野に ~新型コロナ、専門家が提言~ 3年前
- 小児向けワクチン接種クリニックに不法侵入 「接種は犯罪だ」4人逮捕 東京・渋谷区 3年前
- 終わりが見えない上海のロックダウン 不満強める住民、ゼロコロナ戦略に疑問 3年前
- 「新しい流行の可能性ある」沖縄で新たに1058人感染 10万人当たり400人迫る 3年前
- オミクロン株への「中和抗体」保有率はワクチン接種後でも3割近く 横浜市立大学 3年前
- 自衛隊、東京会場の接種人数縮小 日曜から木曜は1日3000人に 3年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます