手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EACH TIME Forever

2014年03月23日 01時28分10秒 | Music
Amazonに予約を入れておいた Final「Each Time」が届いた。昨日、販売なのに翌日に 届くとは、ちょっとAmazonを見直した。 これは「初回仕様限定盤」とあり、ご丁寧に カバーには「Niagara forever」と書かれている。 おまけに「 Each Times 」という 21 Mar 2014 の号外のチラシまでついている。 なぜか、年末からこのかた 一度も手持ちのLP Each Time を聴くことがなかった。 聴けなかったのかな。 今回のCDは 私が持っている Digital mastering と銘打ったLPとは 曲順が違う。 そしてこのLPには収録されていない 「Bachelor Girl」と「フィヨルドの少女」がはいっている。 そういう思いを持ちながら さっそく聴いてみた。 1曲目を飛ばして まず「Bachelor Girl」を聴いた。初めて聴いたので、何んと言っていいのか。  アルバムの選曲として どうなのかは わからないが、すごかった。 数日前にTVで徳光さん(?)司会の番組 -- 昭和の名曲を辿るみたいな企画の番組 -- が 大滝詠一の特集だった。期待外れではあったが、唯一 稲垣潤一が出演して この 「Bachelor Girl」を歌ったのだけが 私にとって意味があったかな。この曲はちゃんと聴いたことが なかったから。でも、さすがに稲垣潤一も往年の声ではなくて ちょっと期待外れだった。 というような伏線もあったので、稲垣潤一との差に驚いた。あらためて歌手 大滝詠一の凄さを感じた。 で 出て来た音はと言えば、大滝さんの Vocalに手が入ったようだ。EQとリバーブが変わったようだ。 声がクリアになっている。低域がカットされ、リバーブの量が減った感じがした。 このアルバムの元録音はDigitalなので、そういう手の入れ方が可能なのだろう。 このRemixを本人がしたのだろうと思うが、音像の前後関係がクリアになっている感じだ。 低域の音の感じも変わっていた。BassとDrumの音が浮いてきた感じで音圧も高くなっている。 が、低域の量感は削り落とされた感じだ。 とにかくVocalが バックの音に埋もれていない。 このあと 「木の葉のスケッチ」と「ガラス壜の中の船」を聴き比べてみた。 私的には、LPとCDでは甲乙つけがたいが、バックのオケの音の滑らかさは LPの方が好きだ。 CDの方は、ちょっと高域に癖が残っているように聴こえた。 ま、これは私のSPの調整がまだ足りないという気がするが。 LPの場合は、大滝さんの声のエッジが立っていないというのか、少しバックの音に同化しすぎている 気がした。 それとCDの方は、音がスピーカの中ほどの高さに横並びで定位しているように聴こえた。 ちょっとわかり難いし、説明がしずらいが、腰高というか 昔 永井氏から借りた SATRIアンプの 音場を思い出させる音だった。何んと言うか、音が私の部屋で50cmくらいの幅で鳴っている感じ とでも言おうか。 今風のスピーカーシステムで聴くと また違った印象になるのかも知れない。 明日は DYNAUDIOで 聴いてみるか。

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