手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156pp 再挑戦 その2

2021年01月02日 22時20分14秒 | 真空管アンプ

EL156pp 再挑戦 その2

新年だ。今年はコロナ禍といういう状況なので家に籠り雑然とした部屋(特に机の上)を整理してみた。
そして大きめの穴あけが済んだシャーシにトランスを置き、EL156も刺してみた。
外観はこんな感じになりそうだ。内部のレイアウトのラフ図は描いているのだが、
詳細な部分はまだ決まっていない。
 このアンプは頑丈なシャーシにしたかったので2mmの厚さのものを20年くらい前に特注で作っていた。
厚さが2mmとなると球の取り付け穴もシャーシ・パンチでは、なかなかしんどい。
というか、EL156はそもそも通常のGT菅よりも径が大きいので、小さな穴を開けてヤスリで整形するしかなかった。MT菅の穴も果たしてシャーシ・パンチで開けられるだろうか。

<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/67/9d30fb8a7be9c01f9bae637d6f1b93c9.jpg">

さて手持ちのEL156は6本だ。いずれもヤフオクが始まった頃に入手したので20年近く前か。
左から2本と右から4本は別の時期に入手した。今までロットなどを気にしたことはないが、右の4本は同一ロットのようだ。左2本はベースに書かれていて番号は近い。
左2本と右4本はプレートの色が少し違うし、ベースの色も違う。このことが音の違いになるとは思えないので気にはしない。

回路の方は、入力部を差動型とする予定。球はWE407A。残念ながらWE396Aは持っていない。
次の段は、E80CC。ここの球をどうするかは迷う。EL156は感度の良い球なので、この段では利得はあまり必要としない。そうであれば普通は12AU7yや6FQ7系で良いところだが、
それでは芸がないのでE80CCとした。6BQ5と同じ大きさなので球同士のバランスが良い。

 ということで机上のプランはほぼ固まったが、うまく簡単に期待どおりの音がでるか懸念がある。以前、プロトタイプというか、適当に組んで作ったことがあるが、うまく行かなかった。
今回は私の球のパワー・アンプとしては集大成(大袈裟?)にしたいものだ。

 



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