老人のらくがき帳

年金生活者の日常記録です。
書きたい時に書く気ままな記録でもある。

価値観

2014-01-31 10:09:49 | 日記

以下は地方紙の新聞からの転写である。

人は誰しも心の中に暮らしのものさしを持っている。
自分の日々の暮らし、暮らしを取り巻く環境、
さらには社会の出来事など評価する基準である。

「価値観」と置き換えても良い。

それ故、同じ暮らしや環境、条件でも
保有する「ものさし」により、その評価が異なる。

山里に移り住んでつくづく思うことは
ここでの暮らしを採り豊かにするか否かは
「ものさし」のもちようと言うことである。

2年前のある晴れた日、庭に飛び交うトンボに
手を差し伸べると、うれしや指先に止まった。
地元の人には取るに足らないことかもしれないが、
私の「ものさし」では一定の重みを持っている。

以来、トンボに出会える秋の訪れが待ち遠しい。

全国の中山間地域で種々の活性化事業が展開
されているが、もとんどはモノクロづくり、コトづくりである。
その重要性は論をまたないが、ココロづくりも
必要ではないか、新しい「暮らしのものさし」づくりである。

町づくりとは地域住民が諒解?できる「暮らしのものさし」を
みんなの知恵と汗で創造する営為?ではないかと思ってる。

以上の記事を読んであ
「ん~~これは数少ないスクラップ帳」にと切り抜いた。

私がこの記事に不安を持っているのが一つある。

”新しい「暮らしのものさし」づくりである”これって、

経済的地位の中で、心を入れ替えをし、新しい「暮らしのものさし」
つくりなさいと言っている。
もっと言い方を変え最低限の生活者もその中で
「ものさし」を変え生活しなさい・・とは、チト可哀そうに思う。