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プロ野球の工藤公康投手が以前「よく言われる『心・技・体』は『体・技・心』ではないかと思う」と話をしていた。
プロ野球の世界では体力があってこそ技術が活きて、心は後からついてくる。強い精神力、針の穴を通すようなコントロールも、体力があってこそ活かされる。そんなような内容だったと記憶している。
それはそれでおっしゃる通りだと思う。
昨日、63連勝中の横綱”白鵬”に土が付いた。
TVで取組内容を見たが、戦法とは思えないような張り手や引き技等、連勝中の内容とは明らか違い、バタバタした相撲を取っていた。
白鵬は体力も技術も申し分ないと、どの相撲解説者も言う。
では、なぜ負けたのか。
時の運だけなのか。
稀勢の里の闘争心剥き出しの仕切りに平常「心」を保つことができたのか。
相撲の神様”双葉山”は連勝を69で止められた夜、恩師宛に電報を打った。
「イマダモッケイタリエズ(未だ木鶏たりえず)」
白鵬は今日から再び、木鶏のような泰然自若とした「心」を持った大横綱へなるための一歩を踏み出した。
白鵬の63連勝は、今年の1月からだから比較するのは難しいですね。
双葉山は、3年間勝ち続ける間に体力の衰えがあるが、常に緊張している必要もないと思うが
一方で白鵬は、体力的にピークに達した1年での連勝だけど、精神的な疲れは年間継続だから相当のプレッシャーでしょう。
ましてや外国人だからと、言われなき中傷もあったと思うし・・・ 私は見事だと思います。
白鵬には、また頑張れ! もう一度頑張れ!とエールを送りたいですね。
(意識するな、ってこと事態、無理でしょうが)
盛り上がりに欠ける大相撲。白鵬にはもう1度、頑張ってもらいたいです。反面、ライバルも出てきて欲しいですが。