kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

宮崎よかとこ

2017年06月05日 | Weblog

女房殿の実家は宮崎である。
当然、結婚する前も含め、何度か実家に来たことがあり、今回は義父の10回目の式年祭に参加するため、6月3日から宮崎に来ている。

川崎で生まれ育った爺から見ると、普段生活するには不便かな~、と感じる部分もあるが、たまに来て、観光地巡りをすると、よかとこが沢山ある。
以前行ったことのある場所では

・鵜戸神宮
神話の海幸彦・山幸彦の山幸彦と豊玉姫の子が生まれた場所で、円形のしめ縄が置かれた御舟岩に向けて運玉を投げ、みごとしめ縄の中に入ると願いが叶うという。

・青島
鬼の洗濯板で囲まれた青島は、日南海岸の入り口にある宮崎を代表する観光スポットで、名物は青島せんべいと宇いろう。

・高千穂峡
阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理の懸崖となった峡谷で、近くには天照大神がお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟もある。

・馬ケ背
柱状節理のリアス式の海岸線で、断崖絶壁は日本一で高さ70mにも及び、そのスケールは福井県の東尋坊に勝るとも劣らない。

・美々津
昔から海の交易の拠点で、関西との交流の主役となった廻船問屋が活躍した、白壁土蔵が残る町並み。神武天皇が東征へ向かわれた時、お船出をしたのがここ美々津と伝えられている。

・飫肥城跡
飫肥は伊東氏5万1干石の城下町として栄えた"九州の小京都"。郷土料理の飫肥天は宮崎を代表する名産品だが、爺は飫肥の厚焼き玉子の方が好き。

等々

今回は、
・ジャカランダの森
世界三大花木のひとつである南米産のジャカランダが1,000本咲き誇る、日本唯一のジャカランダ群生林。


・サンメッセ日南
世界唯一イースター島の長老会から、特別許可を得て完全復刻された7体のモヤイ像があるテーマパーク。


・狭野神社
狭野神社は神武天皇のご生誕の地高原町に建つ神社で、神武天皇の幼名である狭野尊(サノノミコト)が由来している。直線の参道では日本で一番長いといわれる狭野杉並木の参道はとても美しい。


・霧島東神社
天孫降臨の地である高千穂峰に建つ厳かな雰囲気が感じられる神社で、神社の飛び地である山頂に突き刺さる逆鉾がご神宝。


どこが一番良かったか?
ん~、どこもそれぞれ良い場所で、順番を付けられるものじゃない。

霧島東神社の帰り道、運転している女房殿の弟がこう切り出した。
「ねーちゃん、帰りに富田浜に寄るのか」
「うん、明日は天気が良くないようだから、やっぱり今日行っておきたいな」

誰もいない富田浜の海はどこまでも青く、空はどこまでも高い。
富田浜とは、宮崎県内でも有数のアカウミガメの産卵地であり、子供たちが小さかった頃にはウミガメの産卵に立ち会ったこともある。
女房殿は小さい頃から、釣好きの義父さんに連れられて一緒に釣りをしに来ていた、と聞いたことがある。
女房殿の宮崎“よかとこ”は、ここ富田浜が一番のようだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10年前 | トップ | 禁酒の夜 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事