kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

俺の

2015年10月15日 | Weblog

俺の・・・、と言えば、俺の株式会社が展開する、俺のイタリアン、俺のフレンチ等が思い浮かぶだろう。

こ洒落たカップルやOL等が、ミシュラン星付き級レベルの料理人が腕をふるった料理を、立喰いで楽しんでいる。
以前の勤務地にあった店は、土日祝になると行列をなしていることもあった。

まあ、俺のイタリアンもフレンチも爺には関わりのない世界であり、立呑みするなら、新橋の”こひなた”で、若い頃は銀座のママだった方や新宿で小料理屋を営んでいたお母さんが、チャチャッと作った”つまみ”で一杯やる方が性に合っている。

勤務先である池袋をプラプラしていると”俺の出番”なる店を発見した。
俺の出番という屋号では、何を喰わせてくれるのかさっぱり分からないが、暖簾をくぐり、壁に貼られたメニューを見て、ここはラーメン屋であることを理解した。
”俺”と名乗っているが、外観を見ても店内見ても、俺の株式会社が展開する店舗でないことは、間違いないだろう。

今日は、何故この店のメニューにあるのか分からない”俺の勝浦担々麺”を注文。
辣油たっぷりの、熱々辛口ラーメンは、韮と玉葱がたっぷり入り、鰹節出汁の効いた個性的なものであった。



お、いけない。
短い昼食時間に、ラーメンの味評価をしている訳にはいかない。
交代勤務、交代昼休みの職場では、次に昼食に行く人が、爺が事務室に戻るのを待っている。
今日は13:30からが午後の俺の出番なのだ。

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