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一人旅の二日目は京都発の東海道線上り電車から始まった。
朝起きて食事もとらず、取りあえず京都駅へと向うと、都合よく上り快速電車が7:03に到着した。それに乗り込み、米原、大垣で乗り換えをして、名古屋まで行き、途中下車することにしよう。
名古屋で下車する理由は2つ。
1つは、朝食にきしめんが食べたくなったこと。
1つは、熱田神宮を参拝しようと思い、そのためには、名古屋から各駅停車の東海道線に乗り換える必要があること。
名古屋駅の立喰いきしめん屋で、ノーマルきしめんを喰らう。昨日は昼から呑みっぱなしだったので、たっぷりの鰹節がのった、あっさり昆布出汁のきしめんが、胃を柔らかな感じで満たしてくれた。
9:24熱田駅到着。
駅の中にも外にも近隣マップがない。また、爺のスマホの調子も悪く、グーグルマップがうまく作動しない。
一度、逆方向に行ってしまったが、様子が違うことに気が付き、引き返して熱田神宮へと向かった。
駅から神宮までは数百メートル商店街が続くのだが、その殆どの店のシャッターが閉まっている。まさにシャッター通り商店街。
熱田神宮はやはり荘厳。
ここは、ヤマトタケルノミコトが東征の時に立ち寄り、戦勝祈願した場所であり、神宮の歴史として、そのことが記載されていた。
次なる目的駅は豊橋。
ここを拠点として、今日は豊川稲荷。明日は飯田線の始発電車に乗って、途中、天竜峡に立ち寄り、長野岡谷経由で帰宅するコースを検討しよう。
豊橋から飯田線に乗り換え、豊川駅に着いたのは12:43。
豊川駅から豊川稲荷までは、懐かし雰囲気の楽しげな参道が続いている。山門近くにある鰻屋2軒は、参道を挟んで客の呼び込み合戦を繰り広げている。川崎大師のトントコ飴と同じ雰囲気だ。
実は、豊川稲荷は稲荷と称されているものの、円福山・豊川閣・妙厳寺という寺院なのだと。
寺院だけど、商売繁盛の神として広く知られ、境内には鳥居が建っている。
豊橋駅へ戻る電車の中で、ケータイ、スマホを使ってホテルを探すも、昨日同様、高級ホテルしか空いていない。この暑い中、足でホテルを探すのも大変だろう。
また、車内で小さな子どもを見ると、孫に会いたくなってきた。
ツーことで、今回の一人旅は、浜松駅でゆっくりと鰻を喰って終了することにしよう。
ところが、帰ると決めると、1時間でも早く帰りたくなる。
浜松では乗換時間に鰻弁当を買って、車内で食べる。しかし、横一列の座席で弁当喰うのって、何となくこっ恥ずかしいもんですな~。でも、ワンカップを呑めば恥ずかしさも消えてしまうのだ。
19:33新川崎駅到着。
一泊二日のプチ一人旅は終了した。
帰宅すると孫がジジーと叫びながら、笑顔で爺を迎えてくれた。この笑顔がたまらない。
よーし、来年の夏は、56歳爺と3歳幼児の日帰り二人旅を計画しよう。
56歳になっても18きっぷでGO!GO!
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