55歳になった夏、久しぶりに青春18きっぷを使ってひとり旅に出ることにした。
取りあえずの目的地は、国宝であり世界遺産である、白鷺城こと姫路城。
今回は、旅に出る前日に色々なことがあった。
まず、ムーンライトながらの当日分を購入しようと思ったが、トーゼン、完売。この辺はしっかり計画的に行動しなければならない。
続いて、池袋駅のみどりの窓口で18きっぷを購入したのだが、窓口は大混雑で、購入まで1時間弱かかってしまった。これも計画的な行動が必要。
そして、こんな日に限って、JR京浜東北線の架線断の影響で東海道線や横須賀線が停まった。京浜急行やら南武線で迂回したので、22時を過ぎての帰宅となってしまった。
出発は8月5日の4:43新川崎発の横須賀線下り始発電車。
東海道線を乗り継ぎ一路、姫路駅へと向かう。
最初の乗換駅島田でハプニング。
乗り継いだ電車に座った時に、ジーンズの尻ポケットに入れた財布が無いことに気が付いた。乗り換え前の電車は、まだ、ホームの反対側に停車しているので、座っていた号車へ走る!走る!
途中で車掌が現れ「kazzdokkさんですか?お財布お忘れでしたよ」と、爺の財布をかざしている。あ~、助かった。財布がなければ、この先の旅は続けられなかった。
車掌さん、ありがとう。
電車に乗りながらケータイとスマホで、今晩宿泊するホテル検索をすると、ここで異変が。
安い宿が見当たらない。姫路、大阪、京都の各エリアで検索してHITした情報は、すべて1万円以上の高級ホテルなのだ。安い電車に乗って、高いホテルに泊まっては、元も子もない。
宿泊先は現地で探すことにしよう。
東海道線に乗り継ぎ、呑み継ぎ、姫路駅到着は14:46。
姫路城は外国人観光客でいっぱい。
さすが、国宝かつ世界遺産。
改修されたばかりの白鷺城は、まさに白鷺のごとく真っ白であり、青空の中でその白さが際立つ。
さて、今日はどこに泊まるか。
以前、何度か泊まったことがある大阪の格安ホテル“ホテル関西”なら空いているだろうと電話をしてみたが満室。
次に、初めてひとり旅をした時に宿泊した“京舞イン”に電話し、何とかこちらを確保できたので一安心。ここはホテルというか、布団も自分で敷く簡易宿泊所っぽい感じだが、素泊まり6千円とリーズナブルで、京都駅徒歩3分の好立地条件なのが良い。
ホテルも決まったので、夜の京都で一杯やろう。
駅前はチェーン店ばかりだが、京都タワーの中には地場系の居酒屋があるので、今日はそこで呑むことにした。なんてったて、生ビールフェアで通常1杯480円のビールが380円というのが嬉しい。
ところが、このビールがまずい!チューハイで口直しして、コンビニへと向かう。
明日のプランを練りながら、宿でゆっくり呑む方が落ち着く。
さて、明日はどこへ。
取りあえず、起きた都合で上り電車に乗り込もう・・・ZZZ・・・
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