鯵は、刺身、たたき、塩焼き、フライ、干物等どのような食べ方をしても美味い。
爺は、その中でも、干物(開き)で食べるのが一番好き。
飯のおかずとして、酒の肴として、朝夕活躍してくれる干物。
うま味がギュッと凝縮された干物。
どこのスーパーでも格安で手に入る干物。
そんな鯵の干物をスーパーで買わずに、自分で作ってみることにした。
用意したものは、100円ショップで買った小さい洗濯ハンガーと大き目の洗濯ネット、魚屋で開いてもらった鯵2尾。
開いてもらった鯵の血や内臓を水できれいに取り除き、両面に塩焼きよりやや多めの塩を振り、指で叩いて身に馴染ませる。
洗濯ハンガーに洗濯ネットをかぶせ、その中で鯵を洗濯バサミで挟んでベランダで干す。
1日半ほど干すと、身はしっとりと湿っていはいるが、水っぽさは無くなる。
出来上がった鯵の開きの1枚は凹凸のあるフライパンで焼き、1枚はラップで包んで冷蔵庫のチルド室で保存しておく。
焼きあたった鯵の開きは、やや塩味が強かったが、美味い!!
もう少し多めに作っておくべきだったと思ったが、次回はカマス、サンマ、サバ、イワシ等で作るのも楽しいだろう。
どうでもよいことなのだが、カマスやサンマの開きは頭は開かれていないのに、鯵やサバは残酷なまでに頭を真っ二つに割られている理由はあるのか。
イワシはほとんど丸干で、開きをほとんど見かけないのは何故だろう。
鯵の干物は簡単に作ることができたが、実は干物作りは奥が深いのかもしれない。
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