慶事

1987年4月5日、我が家に娘1号誕生という慶事が訪れた。

そして24回目の誕生日を迎えた2011年4月5日大安吉日、その娘1号がめでたく入籍する運びとなった。
24年という歳月を振り返ってみると悲喜交々いろいろな出来事があった。
・まだ、しゃべり始めて間もないのにアルファベットを読んだり、東京電力やNTT等のマークを覚え、天才じゃないかと思ったこと。
・幼稚園に向かう途中、交通事故に合ったと連絡があり、会社からすっ飛んで帰ってきたこと。
・小学校の高学年からいっしょに風呂に入らなくなったこと。
・中学の時、風呂に入っていたおやじの背中を流してくれた後、PHSを買ってくれとおねだりされたこと。
・自分と同じ高校に進学したこと。
・高校三年生の冬、彼氏（現夫）が沖縄から遊びに来たこと。
・心が不安定で薬を飲んでいることを知ったこと。
・お互いの感情をぶつけ合い、激しくバトルしたこと。
・バイト先の先輩に厳しいことを言われ体調を崩したこと。
・がんばってマックでバイトをしていること。

が、居間にあるアルバムを手に取り、1枚1枚めくるとすべてが楽しい思い出として蘇ってくる。

今日からは、苗字も変わり新たな人生を歩み始めていく娘1号。
これから歩んでいく人生は慶事だけではなく、大変な事もたくさんあるだろうが、互いのことを思いやり、二人仲良く笑顔を絶やさず、手を取り合ってがんばって行って欲しい。

記念に今日の日付と二人の名前を刻印したペンを贈ろう。
今日の良き日は父も決して忘れはしないだろう。