今月は私の平日休みが少なくて中々事業所へは連れて行けない。
ぬり壁と息子、20年は早いもんだね。
だから行ける日は行って欲しいのに。
ふて寝よ…。
今始まった事じゃないけど。
この子、社会批判メッチャあるんだよね。世の中の駄目人間に対しての敵対心的な。専業主婦の年収を換算したなら年収は1000万相当に対しても
「なら社会に出て実際1000万稼げる程の能力あるのかねぇ~?」
とか責めた口調で言って来ます。
私の中では
『おまえもな…』
ってモヤモヤしてしまいますが、人それぞれじゃん、それ。
なので、私も息子に無理強いをしないスタイル。したい事をする人生もありかなって思う。
立場で変わるからね。
私はずっと働きたいわ、お金欲しいし…
職場の皆に会いたいし。
きっと息子は働く楽しさを見出だせないんだろうよ。
事業所に魅力がないんだろうな、残念。
世の中には嫌々職場に行く人、案外多いそう。私もパワハラにあった時は辞めたいとは思ってたけど…そんな時に手を差し伸べてくれたのも慰めてくれたのも職場の仲間だったもの。
私は恵まれているんだろうな。
感謝しましょう🎵
みんなに。
ぬり壁と息子、20年は早いもんだね。
朝、母の暴言で目覚めました。
「おまえが賢也を殺したんだ…」
「早く出て行け、おまえも死ね…」
兄は7年前に自殺したんだけどね。
息子に先立たれた母は絶望だったさ。
兄は既に30年超えての引きこもり生活
好き勝手やってたそうも、私の実家の建て替え決行で居場所を失った事が引き金になった様子。
元々出戻りの私と私の息子が世間の恥となり、母も兄も人生を踏み外したらしい。
「あんたが来なければ賢也は引きこもりには、ならなかった」
まぁ~兄が引きこもりになったのは、私が小学6年生の時なんだけどね。
認知症は認知の改ざんが出るからね。
本人の良い様に物語は進みます。
朝から大迷惑さ。
しても、私も息子に先立たれたら壊れてしまうかも…だろうよ。
母は兄を美化してるけど、生きてる時は父も母も引きこもり後の兄を世間から隠し散々文句言ってたけどね。
兄は小さな部屋でゴミに埋もれて生活してたのよね、行政入れたくともボロボロの家では呼ぶのも偲ばれると建て替えを決意。建て替えたら兄の部屋もちゃんとあって社会復帰に向けて動こうとしていた矢先呆気なく死によった。
ゴミの部屋を片付けるのに、丸4日。
死人が吊るされた部屋に丸々4日こもって片付けたのは私だ。
母は、その間他人事みたいにぼーっと過ごしてたね。
仮住まいに引っ越さねばならなかったのに、それも他人事。
引きこもりの兄の行く末も他人事だった。どうにかなるだろう…。
ならないから、結局私が生活の全てを背負う事になるのは目に見えていた。
だから、なんとしても今兄にどんな生き方があるのか?道筋をつけたかったんだ。
まっ死んじゃったけどね。
兄は既にボケはじめ料理が作れなくなって来ていた母に絶望していた。
あの当時
「何でこんな物しか作れない」だの
「 もう駄目だ。イライラする」
と母に当たり散らしていた。
家の中が殺伐とし30年、限界を迎えていた。
そんな事は、母はすっかり忘れている
ただ、ただ私が憎いのだ。
私の存在が許せないと大声をあげる。
さて、客観的に。
相手は病気だからね。脳が壊れちゃった相手に本気であれこれ言っても良知は空かない。否定すれば、なお酷くなる一方だから。
黙って聞くのさ。
暴れて怪我しない様に環境を整えながら、冷静に。
そして、思う。
頑張れ私ってね。
一時期話題になっておりました。
ネタバレ含む、私の感想です。
相模原障害者殺傷事件を題材に描かれた話だそうです。
身につまされる話よ、内にも認知症の母と知的障がいの子がおるからね。
凄く日常よ。
内の病院もケアミックスになってからは、日常的に認知症の年寄りに振り回されるもの排泄介助も糞便を撒き散らす放尿どころではビクともしないメンタルになりました。
強制的に入れて、垂れ流す経管栄養も。
日常よ、経口摂取が難しくなれば経管に経管が無理なら高カロリー輸液にと栄養補給手段が変わるだけの話…。
意味も無く声をあげ、言葉が通じない。
心ありますか?
そんなに深く考え無い事が自分を守る手段よ。サポートが必要な人のサポーター、サポーターとしてあなたは世の中に必要であり必要不可欠な存在なんだと思う。
生産性が無いって誰が決めたのよ。
障がい者ビジネスは障がい者が居ないと成り立たないじゃない。
ビジネスって言ったら下世話に聞こえるけど、事業所も施設も世の中に沢山あるワケさ、皆そこで収入を得て暮らしているんだから立派に貢献出来てるよね。
障がい者が居なければ、そこに費やされる税金は安くなりますか?
そんな単純な話じゃないよね。
居ようが居まいが税金なんて年々上がるのさ、物価と同じ。
さと君は何を変えたかったんだろう。
殺す事で解決出来ると思ったんだろうか?終わらない日常、堂々巡りで自分を見失ってしまったかの様な描写だったけどね。日常を終わらせて、世の中の救世主になりたかったのか。
そもそもの犯人を美化してる様で嫌悪感が沸いたけどね。
障がい者を物の様に扱うスタッフにもイラっとしたけど、そこ迄割り切らないと成り立たない施設の体制に問題があると思った。月収17万は駄目だろう。夜勤ありきで終わってるよね。
世の中こう言う仕事って沢山あるのさ。
割に合ってない収入格差な…大変な事に全く割かれない現実な。
さと君が普通にホワイト企業で働いていたなら、殺人者にはならなかったよね。
当事者しか知り得ない葛藤が招いた事件なのよ。
この映画の主人公は宮沢りえなんだろうけども、一番光ってたのは高畑淳子だったね。
きっと私が障がい者の母として、同じ立場で共感しただけだろうけど、手に負えなくて施設に預けたにせよ。我が子は可愛いのよ、掛け替えの無い我が子よ。
預けっぱなしだったじゃないって施設の人は思ったかも知れない…預けるには預けなければならない事情があるんじゃない?我が子をほったらかしにしなければ保てない葛藤とか。
背負った十字架を背負い続ける苦痛は当事者しか分かり得ないものね。
高畑淳子、良かった。
あの人本当に良いよね、いつもはまり役よ。上手いのよ大袈裟な位が丁度良いって間の取り方とか勉強になるわ。
私は女優では、無いけど。
人生は楽しんだ勝ちだと思ってるので、どんな逆境も課せられたミッションよ。
時々愚痴を混ぜながら楽しく生きて行こう、私らしく。
そう染々思った。そんな映画だったわ。